Yongse Aegle レビュー なぜこの値段で出した!?解像度も定位も満足な優等生すぎるハイコスパケーブル

当ページのリンクには広告が含まれています。

皆さんこんにちは。今回レビューするのはYongse Aegleです。
金とシルバーのツートーンが美しい綺麗なケーブルで古河製の銀銅合金導体が採用されたケーブルとのこと。

Yongse Aegle 外観
Yongse Aegle

新製品として登場した直後に、ストアクーポンの発行とAliExpressのセールが重なり4600円程度での購入が可能でした。現在は8000円前後になっているようですが…

目次

外観など

外観

鮮やかな金色とシルバーが映えるケーブル。
被覆は透明度高く、表面もつやつやで輝いています。

Yongse Aegle 外観
外観

パーツ・金具は安っぽさを感じない質量も質感も高いものが使われています。

プラグ周り

Yongse Fujinと同じデザインのプラグでしょうか?
シルバーもあるとは知りませんでした。

Yongse Aegle プラグ周り
プラグ周り

コネクタ周り

プラグと同じようなデザインの2Pinでした。

Yongse Aegle コネクタ周り
コネクタ周り

仕様(スペック)について

製品名Yongse Aegle
導体素材古河銀銅合金
ゲージ26 AWG
芯数4芯
ケーブル長1.2m(±5cm)

音質について

箇条書きで、本製品から得られた印象を書き上げると以下のような印象です。

  • 過去1を争えるコスパお化け
  • クッキリハッキリ
  • ボーカルをやや前傾に
  • 優秀な定位
  • 誇張しない空間

インプレッション

記事冒頭でもお話しましたが、本製品は新製品として登場したタイミングでストア側によるクーポンと、AliExpressのセールが重なり4600円程度で購入出来たのですが、この値段で出しちゃダメな音してます…!(笑) ブラインドテストで1~2万くらいのケーブルと比較しても情報量や音の出方に劣る点が全くないように感じます。とんでもねぇケーブル出してきたな!って思ってしまうほどです。

全体的な印象としては、全帯域をバランス良く引き締めつつ、音像をクッキリと際立たせる“優等生タイプ”のサウンド。
どの帯域を俯瞰して見てもクッキリハッキリした音で、情報量の欠如が見られないような明瞭感の高いややシャープなサウンドに感じられます。しかし音が硬すぎるとかタイトすぎるというような印象は特に感じられない、『なんか凄いケーブル』という印象なのです。

低音域

低音域は力強さとタイトさが両立し、量感に頼らない輪郭の明瞭さがあり適度に音を押し出すパワフルさもあるように思います。
ズーンと心臓に響くような低音も感じられます。

中音域

中音域は針穴を通すような精度の高さが印象的で、音像がにじむことなく非常にシャープかつ精密に描写されます。
本製品の中でも、特別なほど明瞭感の高さを最も実感しやすい帯域だと思います。
硬すぎる印象はありませんが、やや前傾でビシッとクッキリハッキリした中音域なので、これを音が近すぎると感じる人はいるかもしれません。

個人的には音像自体はやや近めに感じられるものの、伴奏となる音はボーカルよりは後方で鳴っており、音の役割に応じた適切な定位がしっかりと保たれている印象です。
そのため、単に近さを強調する表現ではなく、奥行き表現やダイナミクス感の拡張として、むしろポジティブに捉えています。

高音域

高音域も過度な主張はなく、違和感のない自然な伸びを見せます。
見通しの良いサウンド傾向の中で、シンバルの倍音表現や音が消えていく際の儚さまでも丁寧に描き出してくれます。

空間表現

空間表現は誇張がなく、音源の作りによって広さが自然に変化するタイプだと感じました。
ケーブルによっては、どの楽曲でも一律に音場が広がったり、上方向への演出が強調されるものもありますが、本製品はそうした演出的な広がりを付加することはないように思います。ある意味無個性とも言えます。

使用感について

被覆はやや硬めで、タイプとしてはタッチノイズが出やすい部類に入るケーブルかとは思います。
実際に取り回してみると極端な硬さはなく、巻いた際も素直で癖が付きにくいため、使用感としては特別扱いづらい印象はありません。

総評

価格を知ったうえで聴くと、思わず二度見してしまうような完成度の高さを持つケーブルなのではないでしょうか…いや知らなくても音を聞いたら説得力がある素晴らしい音なのですが(^_^;)

全帯域にわたって情報量が豊富で、音像はクッキリ明瞭で、音源本来の持ち味をストレートに精度高く引き出してくれる“優等生タイプ”なのではないかと思いました。

低音から高音まで一貫して輪郭の明瞭さがあり、その中でも中音域の精密さと明瞭感はかなりのもの。
音が近めに感じられる場面はあるものの、定位や奥行きの破綻はなく、結果としてダイナミクス感や立体感の向上としてポジティブに作用している印象に落ち着いているように思いました。

セール価格とはいえ、このクオリティをこの価格帯で出してきたこと自体がなかなかの衝撃的、「価格以上」という言葉では少しもの足りない印象すら受けてしまうw
明瞭感・情報量・バランスの良さを重視する方には、間違いなく一度は体験してほしい、非常に完成度の高いケーブルだと思いました。

なんてこんなに明瞭感高いんだ…!?

購入先

Yongse Aegle :https://s.click.aliexpress.com/e/_c4nko9fT
使用可能なオリジナルクーポンはこちらからお探しください。


本記事の執筆にあたり、AKHIFI様よりPRのご依頼を受け執筆致しました。
このような素晴らしい機会をいただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。

免責事項:
本記事のレビューにおいて、執筆に伴う金銭等のやり取りはございません。同時に執筆内容への指示も一切受けておらず、内容は全て筆者自身の個人的な感想です。

匿名の質問コーナーやってます(^o^)ノ
mondにて匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非質問してみてください!
質問はこちらから→https://mond.how/ja/trefle_lab

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

目次