GEEKWOLD GK20 Pro|7ドライバーをまとめ上げた、巧みの技を感じる高コスパ有線イヤホン

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは!今回レビューするのはGEEKWOLD GK20 Proです。

なんとトリプルBA+デュアルPZT+プラナー+ダイナミックの4種7ドライバ構成(いわゆるクアッドブリッド!)で、スペックだけ見るとびっくりするボリューム感です。
これだけ詰め込んで価格は約99ドルとお手頃…(前作GK20も99ドルで登場していました。)

では早速レビューに入っていきます。

GEEKWOLD GK20 Pro
GEEKWOLD GK20 Pro
目次

製品概要

GeekWold(ギークワールド)は中国のブランドで、「GK」シリーズは手頃な価格で多ドライバを詰め込んだことでSNSでも話題になることのある製品です。

GEEKWOLD GK20 Proはその後継機となる製品で、ABS樹脂製(3Dプリント仕上げ)で軽量でありながら十分な剛性を確保。構造面でも信頼性のある製品ですね。

仕様

構成3BA + 2PZT + 1Planar + 1DD
再生周波数帯域20-40kHz
発売日2025年12月
価格99.99ドル
製品仕様

パッケージ

箱はシンプルで黒基調、前面が合皮で貼られた高級感と落ち着きを兼ね備えたデザインでした。表面にGEEKWOLDロゴが入っています。

GEEKWOLD GK20 Pro 外箱
外箱

開封してみるとこんな感じ。

GEEKWOLD GK20 Pro 開封後
開封後1

99.99ドルの製品でこの開封体験をさせて良いのか頭を抱えてしまいそうな豪華なパッケージです。
イヤホンや付属品は、キャリングケースと箱の中に収まっていました。

GEEKWOLD GK20 Pro 開封後
開封後2

付属品

豪華な箱ではありますが、内容物自体は思ったよりもシンプルで、必要最低限のものをしっかり詰めているような印象。

GEEKWOLD GK20 Pro 付属品
付属品

イヤホン本体

GEEKWOLD GK20 Proの本体は、厚みはあるものの本体自体は小さめで耳に収まりやすいサイズ感。
フェイスプレートは明るく輝く青基調で美しい見た目をしています。

GEEKWOLD GK20 Pro 正面から
正面から

以下の画像を見てもらうとわかると思いますが、本体の大きさよりも厚みがかなりある設計。

GEEKWOLD GK20 Pro 裏側
裏側

イヤーピース

イヤーピースは、後継が大きいものや小さいもの、色が違うものなど含めて3種類3サイズの合計9ペアが同封されています。
結構豪華ですね。

GEEKWOLD GK20 Pro イヤーピース
イヤーピース

付属ケーブル

99.99ドルの製品に付属するものとしては、かなり豪華というか質感の高いケーブルが付属することに驚きました。
普通に単体で売ってそうなレベルで質量感もある8芯編みのケーブルでした。

GEEKWOLD GK20 Pro 付属ケーブル
付属ケーブル

音質について

GEEKWOLD GK20 Proの特徴をいくつか書き出すと…

  • チューニングでまとめてきた感w
  • 情報量の多い高音域
  • ウォームなサウンド
  • 重心低い低音
  • 迫力のある質感に仕上げた微ドンシャリ?

周波数特性

計測データは以下の通りです。素人による計測の為、参考程度にお願いします。
片側を94db@1000Hzに合わせ計測。

GEEKWOLD GK20 Pro 周波数特性
周波数特性

最大で1db以内の誤差で聴覚上にはなんら影響が無い程度の左右差ですね。
10k付近に鋭いピークがありますが、計測器の共振かも? 聴覚上はそこまでピークは感じません。

評価チャート

音の傾向や特徴は、以下の評価チャートをご覧ください。
※製品の価格を考慮した評価となります。

音の傾向
暖色
寒色
暗い
明るい
狭い
広い
低解像度
高解像度
繊細
迫力
モニター
リスニング
人工的
リアル
ゆったり
早い
ビルドクオリティ
残念
良い
コストパフォーマンス
残念
優秀
装着感
微妙
良い
付属品
最低限
充実・豪華

視聴環境

  • Lotoo PAW 6000
  • 標準ケーブル
  • 付属イヤーピース

サウンドインプレッション (バランス・音色など)

全体的な音色の温度感は平均すればニュートラルかやや暖色という印象。

高音域は明らかに寒色なドライな質感ですが、低音から中音域にかけては温かみのある太めの膨らみのあるサウンドで、低音はアタックはあるものの収束は遅めでまったりとした迫力のある音色で重厚感や密度感を重視した音作りで、聴き疲れしにくいチューニングという印象があります。

ドライバーも7つ搭載されていますし、やんちゃなキャラクターを予想していましたが、温かみがあり纏まりがあって良い意味で裏切られました(笑)

低音域

低域は量感をしっかり感じられるタイプで、グッと身体に染み込むような沈み込みの深さがありますね。
ドラムのキックやベースは前に出てきて存在感バツグン。アタックは強めですが鋭さは控えめで音の「重さ」でドンと聴かせるタイプです。
早いビートを刻むような楽曲だと少々もたつきを感じるかもしれませんが、逆にロックやポップスで厚みのある低音を求める方には、空気感もまといながら重心低めで安定感があるように聞こえると思います。輪郭はウォームでやわらかめなので、聞き心地は良いですね。でも解像感があり、モヤモヤとしないのが好印象。良い塩梅に調節出来てる低音だと思いました。

中音域

中音域はやや太めに演出されながら前に少し前傾する程度ですね。ドライバー構成のこともありボーカルも鋭く出るかと思いきや、少しマスクして聴きやすい柔らかめの質感に仕上げてくるのは予想外でした。

音粒は一つ一つ細かく書き出すタイプではなくある程度の音の塊で描くタイプに感じることもあり、ギターやシンセサイザーは少し強めに膨らみを持って聞こえてくる印象があります。

ボーカル

女性ボーカルの演出は金額を考えれば上手で程よい柔らかさ、しっとり感、艶っぽさが共存した良い表現をしてくれます。
男性ボーカルは良い密度感で力強さと厚みのある表現ですね。

高音域

高域は刺激感は抑えられたチューニングで聴きやすさがありシンバルやハイハットはさほどザラつきも無く伸びやかさがありますしシャープさは抑えられている印象があります。音場の上方向に余裕があります。
さらっとした質感のPZTっぽい音色が好む方ならかなり合いそうですね。

高音域に敏感な方はもしかしたらやや鋭く感じるかもしれませんが、多くの方は驚きのクラスを越えた解像度と伸びやかさとして感じられると思います。

音場・空間表現

縦に伸ばした円形のような空間表現で、左右の広さ・ステレオ感は並といったレベル、 高音域の伸びもあり開放感はありますね。価格を考慮すれば不満は全くありません。

解像度

解像度は価格を考慮すればそれ以上の分析力があると思います。BAも効いていて中高音付近の解像度は満足度高め。

低価格の割にガッツリ多ドライバー構成ではありますが、思ったよりも分離させて粒を演出するタイプかと思いきや、上手に調和したサウンドバランスで整った音像である程度のまとまりを持って聞かせてくれます。
おかげで解像感もありながら聴きやすい纏まったサウンドバランスに仕上がっているのが好印象でしたね。

長所と短所

長所

  • 価格以上の解像度
  • 温かみと明瞭さの共存
  • ハイコストパフォーマンス
  • 軽くコンパクトで装着感良し
  • 質感高いケーブル

短所

  • 高音域だけややドライ
  • PZTの僅かなシャリ感が気になるかも?
  • ちょっと音が近いかも?

コスパ重視の多ドラ好きに向けた一本

まとめ

GEEKWOLD GK20 Proは想像以上にしっかりドライバーをまとめ上げたサウンドで、「重厚で暖色寄り、じっくり聴ける音」を好む方にかなり刺さりやすいイヤホンだと思いました。低音の響きもどこか生っぽさがあり、ライブ感のある曲とも相性が良さそうな感じもありましたね。

購入先

本記事の執筆にあたりSweet Audio様よりPRのご依頼を受け執筆致しました。
このような素晴らしい機会をいただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。

免責事項:
本記事のレビューにおいて、執筆に伴う金銭等のやり取りはございません。同時に執筆内容への指示も一切受けておらず、内容は全て筆者自身の個人的な感想です。

匿名の質問コーナーやってます(^o^)ノ
mondにて匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非質問してみてください!
質問はこちらから→https://mond.how/ja/trefle_lab

GEEKWOLD GK20 Pro

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

目次