中華イヤホンの中でも、ロングセラー的な立ち位置にあるモデル?
今回レビューするのは、KEFINEの有線イヤホン 『KEFINE Klean』をレビューしてみました。

価格帯としては1万円以下でエントリー帯の製品ですが、今でもよく販売されている様子が見えるロングセラー的な立ち位置になっているように感じます。ではレビューに入っていきますね~!
製品概要
KEFINE Kleanは、KEFINE が展開する有線インイヤーモニターです。
10mm径の DLC(Diamond-Like Carbon)振動板ダイナミックドライバー を1基搭載し、デュアルキャビティ構造やN52ネオジムマグネット、DAIKOKU製CCAWボイスコイルを採用することで、低歪みかつ伸びのあるサウンドを実現しています。
交換式チューニングノズルにより、クリアで明るい音傾向と、温かみのある音傾向の2種類を切り替え可能。
筐体はインジェクションモールドによるメタリックシェルを採用し、快適な装着感と高い耐久性を両立しています。


着脱式0.78mm 2pinケーブルと高純度銀メッキ銅ケーブルを標準装備し、シンプルながら実用性と音質を重視したモデルです。
仕様
| 構成 | 1DD |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 非公開? |
| 発売日 | 2024年10月 |
| 価格 | 約8000円 |
パッケージ
KEFINE Kleanの外箱は、白を基調とした極めてシンプルなデザイン。
製品名どおりクリーンなイメージのあるパッケージです。

付属品

- KEFINE Kleanイヤホン本体 × 1ペア
- ケーブル × 1
- キャリングケース × 1
- シリコンイヤーチップ (ブラック)× 3ペア
- 交換ノズル× 1ペア
- 他説明書など
換式ノズルや複数サイズのイヤーピース、キャリングケースまでしっかり同梱。
価格帯を考えると、購入後すぐに使い込める実用性の高い内容になっています。
イヤホン本体
KEFINE Kleanのイヤホン本体は、マットブラック基調の落ち着いたデザインですね。
フェイスプレートには控えめなチェックのようなパターン加工とロゴのみが施され、装飾を抑えた見た目になっています。
交換式ノズルが金メッキで全体の印象を引き締めるカッコいいアクセントになっています。

KEFINE Kleanの本体は薄めで小ぶりなハウジングなので、耳への収まりや装着感に配慮していそうな造り。
長時間の使用でも負担が少なそうな印象を受けます。

ケース
セミハードタイプでシンプルなファブリック素材のキャリングケースが付属します。

イヤーピース&交換ノズル
複数サイズのシリコンイヤーピースが付属。
あわせてサウンド傾向を変えられる交換ノズルも用意されています。

付属ケーブル
付属ケーブルは、外観はやや価格相応で、良くも悪くもクセのないごく標準的な感じ。
実用面では無難に使える印象です。

音質について
KEFINE Kleanの特徴は…
『やや重心低め!素直で整った音像。バランス重視で聴き疲れしにくいイヤホン』という感じ。
他にも特徴をあげてみると以下のような特徴があります。
- 素直で整ったバランス
- 交換ノズルによって方向性の切り替え
- 暴れない堅実なサウンド
周波数特性
計測データは以下の通りです。
※素人による計測の為参考程度に!8KHz付近のピークはカプラの共振の為。無視推奨です。
片側を94db@1000Hzに合わせ計測。

低音はちょっと盛られていますね、3-4000Hzにも膨らみがあるので明瞭感高い中高音が期待できそうです。
評価チャート
音の傾向や特徴は、以下の評価チャートをご覧ください。
※製品の価格を考慮した評価となります。
全体的に、方向性に振れず、バランスと安定感を重視した評価ですかね。
視聴環境
- Lotoo PAW 6000
- Lotoo PAW GOLD TOUCH
- 標準ケーブル
- 付属イヤーピース
- 銀ノズル(暖色寄りのもの)
サウンドインプレッション (バランス・音色など)
KEFINE Kleanの音の傾向としては、暴れや破綻を一切感じさせない、落ち着いたドンシャリ系といった印象。
全体の温度感はほんのりウォーム寄りで、整頓された大人しいバランスです。
低音は量感がしっかりあり、厚みのある鳴り方、アタックには重さが乗り、空気をまとった塊で押し出してくるため、リッチな低音と表現したくなる質感ですね。
全帯域にわたって破綻やクセは少なく、響きも必要以上に広がりません。
淡々と精度の高い音を安定して鳴らしてくれる“優等生”な音色という印象です。
低音域
量感たっぷりながらタイトで引き締まった重みのある低音です。適度に深さもあり空気の振動を感じられるような質感です。リッチ!
輪郭はしっかりあるけど弾力感強めで、ノリの良い楽曲とも相性が良さそうですね。空間も埋めすぎない良い支え方をしてくれます。
中音域
暖色でピーキーさのない滑らかに整頓された中音域という感じで、楽器の音も前傾せず、前後関係をしっかり見ながら音を鳴らすかのような丁寧さがあります。
まるでモニター系のように原音忠実なニュアンスを大事にしていそうな落ち着いた音色ですね。
ボーカル
ボーカルはクリアで、ほんのりとした艶や倍音成分を感じさせる鳴り方。
掠れや息遣いといったニュアンスも雑にならず、演出感少ない自然な表現ですね。
女性ボーカルは、派手に前に出るというよりも丁寧で落ち着いた描写。
男性ボーカルは、過度に太く誇張することなく、大人しさの中に芯のある力強さを感じさせる鳴り方です。
高音域
自然に減衰していくザラつきやピーキーさの少ない自然な落ち着いた音色です。
シンバルなどの金属音は刺さりがなく滑らかに伸びる印象ですね。奥行きに伸びていくような抜け感や余韻は少なめで淡々としている感じもあります。
音場・空間表現
音場は、狭すぎず広すぎず…必要以上に誇張されないバランス。
余計な響きや不自然な広がりは抑えられており、全体的に丁寧な空間表現です。
いわゆる優等生タイプで、完成度の高さに対して大きな不満は感じにくい仕上がり。
ただし、広がりや開放感、響きを求める方にとっては、やや控えめで無機質に感じられるかも。
解像度
解像感を強く感じさせるタイプのイヤホンではありませんが、確かにそこには値段以上の分解能がある…!
と気付かさせれてくれるディティールの良さがあります。
装着イメージ
私の耳の場合、コンパクトなハウジング形状ということもあり、イヤホンは耳にすっぽりと収まります。
ほんと下の画像のような収まり方です(笑)

長所と短所
長所
- 総合力がある。
- 高いバランス
- 豊かな低音
短所
- 強い特徴がない
- 派手さや強い個性を求める人には物足りない
- 抜け感がもっと欲しい

堅実な音。飾らない音。でも、そっけなくはならない。
広さや抜け以外に何も不満がない音。
質実剛健という言葉が凄く似合う。
まとめ
重心は低めで落ち着いたサウンドバランス。音が暴れることもなく、終始安定した鳴り方。
ロングセラーと呼ばれていることにも納得できる、質実剛健な仕上がりのイヤホンだと感じました。
価格を含めて考えても大きな不満を感じにくい完成度で、音の破綻の無さや高音の暴れの少ないイヤホンを求める方に、おすすめしたい製品です。
また、フィルター交換やイヤーピース交換によって音の方向性を自分好みに調整できる点も強みなので、さらなる音質向上を狙ってみるの良いかもしれませんね。
購入先
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