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リケーブル「NICEHCK Acelilac」レビュー より高い解像度で原音を再生する優等生系

こんにちは。とれふるです。
今回はリケーブル製品の「NiceHCK AceLilac」をレビューをさせていただきます。

こちらの記事の執筆にあたり、NICEHCK様より製品をご提供いただいております。
このような素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

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目次

NICEHCKについて

NICEHCKは、イヤホン用のリケーブル製品を主に提供する中国のブランドで、コストパフォーマンスに優れた製品を提供することで知られています。リーズナブルな価格帯でも音楽体験の向上を目指しており、その開発力は世界中のオーディオユーザーから支持を受けています。

また、NICEHCKはケーブルだけでなくイヤホンの開発にも注力しており、特に「HIMALAYA」というフラグシップイヤホンは、国内の一部コミュニティでは定番の選択肢とも認識されていることもあります。このことから、NICEHCKはイヤホンおよびリケーブルの両方において、品質と価格のバランスを追求するブランドであると言えます。

製品紹介

NiceHCK AceLilac」は、その名前が示す通りラベンダー(ライラック)カラーのケーブルで、視覚的に魅力的なデザインが特徴です。このケーブルは、7N OCC(無酸素銅)と7N 銀メッキ OCC(無酸素銅)という基本的かつシンプルな組み合わせを採用しています。

通常時の価格は約13,000円ですが、時に開催されるセールでは7,000円から8,000円程度にまで割引されることがあります。(執筆時点)

acelilac全体図
acelilac全体図

NiceHCK AceLilac」は、先ほども紹介した通りライラックカラーが特徴的なケーブルで、透明な被膜の下に紫色かピンクのような色調の導体が見受けられます。

このケーブルは、プラグからイヤホン側のコネクタまで一貫してパープルカラーのパーツが使用されており、これがまるでこの製品のために特別に制作されたかのような印象を与え、全体としての統一感を高めています。

特にイヤホン側のコネクタは、使い勝手を考慮してわずかに凹んだデザインが施されており、後方には凹凸があるため滑りづらく、イヤホンへの差込時の操作感を高めています。製品の使いやすさへの配慮も感じられますね。

主観になりますが、ケーブル自体は太めの導体を薄い被膜で包んだデザインで、全体としては過度に太くならないよう巧みに設計されているように感じます。

acelilac拡大図
acelilac拡大図

NICEHCKのリケーブル製品は、一定の価格帯を超えるとケースが付属することが多いです。本製品に関しても、デニム調のケースが付属していました。

ケースのビルドクオリティも適度に高く、素材の質感も上質です。また、内蔵された磁石により適度な固定力で閉じた状態が保持されるため、取り扱いも容易です。


仕様について

ブランドNICEHCK
モデルAceLilac
導体(線材)7N OCC(無酸素銅)と7N 銀メッキ OCC(無酸素銅)
長さ1.25m
プラグ仕様4.4mmバランス
コネクタ0.78mm 2Pin

※コネクタ、プラグ仕様はレビューする製品の仕様となります。
※他にも各社のイヤホン用コネクタや、3.5mmステレオミニプラグ仕様などが用意されています。

レビューについて

レビューを執筆するにあたってのガイドラインや使用機材などの詳細は、以下のページにて記載しております。

試聴した感想

箇条書きでサクッと書き上げるとこんな感じ

  • ボーカルがやや前に
  • 引き締まったタイトな低音に
  • 自然に伸びやかな高音に
  • ややボーカルにツヤ感が
  • 全体的にノリの良い元気なサウンドに
  • ボーカルも存在感が上がり前に出てくる感じ。
  • 全体的な底上げ感
  • 全体的なクリア感の向上

全体的な印象としては、音源の個性を尊重しつつ、よりクリアで伸びやか、かつ艶やかな音質へと進化させる効果が感じられます。特に中音域以上の音色が顕著に変化し、音像が整理され、シャープな印象を受けるので、音楽の細部まで明瞭に聴き取れるでしょう。

過度な音質の変化を望まず、より高いディテールや上品さを求めるユーザーに最適かもしれません。

詳細な評価

項目詳細な内容は以下の通りまとめましたので参考にしてみてください。

音色寒色、暖色などの味付けや音質変化はさほど感じられない。
リケーブル
体感度
癖が少ないため、相性によっては体感が薄かったり強かったりするかも。
低音量を変えずにタイトな音に変化する印象。
中音ボーカルがやや前に出てくるような印象です。
高音伸びやかさ、美しさ、上品さを感じるような高音域に変化。
キレ
アタック感
シャキっとした高音域についてややキレが増す印象ですが、全体的には変化は大きくありません。
ボーカルややツヤ感やボーカルの輪郭がハッキリするような印象です。
解像度値段相応にしっかりと解像度は伸びます。
音場上下左右奥行き全体がやや広く。
ビルドクオリティ特筆点はさほどないものの、価格に見合ったビルドクオリティだなと感じます。普通に良いです。
タッチノイズ
取り回し
タッチノイズはさほど気になりませんが、やや固めのケーブルで癖が付きやすい印象があります。
コスト
パフォーマンス
通常時の価格帯ではライバルが多いですが、セール時の7-8000円として考えればコストパフォーマンスは高いように感じます。
まとめ
or
特筆点
一貫して原音忠実でありながら解像度やキレ、音の伸びを感じるベーシックなアップグレードケーブルとして良い製品だと考えます。
長所・癖が少ない
・正統派のアップグレードケーブルに最適
・デザインが一貫していて優秀
短所・体感が少ないかもしれない
・通常価格だとライバルが多い。
音質評価
(点数)
A+ (3.7)
※総合評価の最高点は5.0

あとがき

NiceHCK AceLilac」は、原音を忠実に再現しつつ、解像度や音の伸びを感じることができるベーシックなアップグレードケーブルです。癖が少なく、多くのイヤホンや音楽ジャンルに無難に対応するという点も高く評価できます。一方で、通常価格では競合製品が多いため、購入の際はセール時の価格をチェックすることをお勧めします。
(NICEHCKさんもっとセールやって~)

このレビューを通じて、「AceLilac」の魅力を少しでも伝えることができたのであれば幸いです。そして皆さんのオーディオライフがさらに豊かになることを願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。

製品購入先リンク


mondにて、匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非!

https://mond.how/ja/trefle_lab


免責事項:
本記事のレビューにおいて、レビュー用のサンプルとして製品を提供頂いておりますが、執筆に伴う金銭等のやり取りはございません。同時に執筆内容への指示も一切受けておりません。以上の内容は全て筆者自身の個人的な感想です。

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この記事を書いた人

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