Yongse Fujin レビュー|超実力派。滑らかさで魅せるフラッグシップ級ケーブル

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今回レビューするのは、YongseとAngelears のコラボレーションモデル『Yongse Fujin(風神)』です。

フラッグシップ級の有線イヤホン用アップグレードケーブルで、導体構成やシールド設計からもハイエンド感のあるスペック。早速レビューしていきますね。

Yongse Fujin
Yongse Fujin
目次

製品概要

Yongse Fujin(風神)』は、高純度銀合金コア133本+金メッキ銀/パラジウムメッキ銀/OCC純銀コア32本を組み合わせた独自ブレンド導体を採用。表面積を最大化することで信号抵抗を抑え、広いダイナミックレンジと高い解像度を実現する設計です。

導体構成
導体構成

さらに、Tri-Shielding技術とグラフェンシールドを組み合わせたトリプルシールド構造により、外部電磁波干渉を低減。背景ノイズを抑えながら、空間表現やディテール描写を引き出すことを狙った高品質な有線イヤホン用アップグレードケーブルです。

仕様について

製品名Yongse Fujin(風神)
ケーブル長約1.25m
ケーブル被覆ポリ塩化ビニル(PVC)
導体古河製高純度銀銅合金コア+金銀合金/パラジウムメッキ銀/純銀メッキOCC
プラグタイプ3.5mmシングルエンド/4.4mmバランス
(選択可能)
コネクター0.78mm 2pin

外観など

パッケージ

Yongse Fujin パッケージ外観
パッケージ外観

外観

全体的にダークで大人しい外観、フラグシップモデルとして君臨するだけあって上質な外観をしています。

Yongse Fujin 外観
外観

線材外観

線材を拡大すると以下のような感じになっています。
ここまで拡大すると、編組シールドのような構造になっていることがわかります。

Yongse Fujin 外観(アップ)
外観(アップ)

プラグやコネクタ

少し量感のあるガンメタなデザインのプラグが採用されています。よく見ると、パーツ同士の間にカーボンのような素材が挟まっているのが確認出来ます。

Yongse Fujin プラグ部分
プラグ部分

音質について

箇条書きで、このケーブルから得られた印象を書き上げると以下のような印象です。

  • なめらかで高解像度!
  • 少しウェットな湿度感を帯びる
  • 少しメリハリが加わる
  • 綺麗な円形の音場
変化する音域
減少
-2
-1
高音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
中音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
低音域
+1
+2
増加
音の傾向
暖色
寒色

全体的に量感や温度感の変化はほぼありませんでした。

視聴環境

※複数のイヤホンでケーブルを聴き比べ、感じられたことや変化を書き出します。(以下は一例)

・Lotoo PAW 6000
・THIEAUDIO Monarch MKIII (多ドラ要員)
・MoonDrop 竹 CHU2 (1DD要員)
・その他…

インプレッション

このケーブルを一言でまとめるなら、『鮮明ながらなめらかでしっとりした質感かつ高解像度』に寄せる変化があるケーブルだと思いました。

かなり分かりやすく解像度の向上が感じられるケーブルで!音粒が全体的に鮮明になるのにびっくりするくらい音粒が滑らか!
空間は広めに綺麗に円形に広がるオールラウンダーな感じがあります。

音は鮮明に整理されたように整うのに少しな質感で滑らかな質感になるのがとてもユニーク!

ちょっとメリハリが上がって音楽体験そのものが底上げされるような感覚

低音域

量感の変化は抑えめですが、解像度は高いのに、少しソフトで滑らか。しっとり感を感じる質感で聞き心地がとても良いです、しかもウェットなのに収束が早く、キレがあります。
アタックが鋭くないのでよく制御されたケーブルという印象があります。

中音域

こちらも同様に滑らかですが、ややウェットで滑らかな質感が相まって、立体感やアナログ感、実像感のようなものを強く感じます。音粒はしっかり解像度高いのに、解像度の高さを粒立ちの良さではなくて滑らかさや生々しさで表現する希有なタイプです。

高音域

鋭さは抑えられた、柔らかく上品な音色へ変化します。音粒の繊細さはありますが、それよりも滑らかさと立体感で魅せるケーブルという印象。
細く鋭い高音や解像感を増すケーブルを求める方には少しタイプが違うように思います。

本ケーブルは高価なだけあって、購入層もある程度ポータブルオーディオの経験が有る方が多くなりそうですが、慣れてきた方を唸らせる、解像感だけでは語れないような「柔らかさや滑らかさ」で魅了してくる変化があります。

金属音は硬く冷たい鳴り方ではなく、量感を落とさないまま少しソフトに面で広がるような鳴り方に上手に味変させてくれるので、解像感ばかりを追求するセッティングを卒業し、初心者を脱したそんなユーザーが良さに気づくケーブルとも言えそうです。

ボーカル

煌めきや掠れる表現を伸ばすのではなく、優しくウェットに広がるボーカルに変化させるタイプ。吐息の温度感は感じやすい方向性に変化します。
いつまでも聞けそうな柔らかい表現を求める方には良いと思います。距離感はやや近くなりますが、その近さを感じられないような自然な柔らかさが心地よいですね。

空間表現

空間の描き方は自身を中心として、前方に自然な半分の円を作るような丁寧な定位のケーブル。
音の定位がとても自然なケーブルだと思います。

前後方向の分離感はもう少し欲しいと感じる部分もありますが、このキャラクター性を活かすには現状で十分なのかもしれません。

総評と感想

「鮮明なのに、どこまでも滑らかでしっとり感がある」という不思議なバランス、それがこのケーブルの旨味ですね。

2万円を超える価格の製品ですが、解像度そのものは価格相応に高く納得行く性能があります。そこはまず安心して大丈夫。
音に関しては、大きな癖や派手な変化は無いものの、音粒はくっきりと輪郭がありながら硬さはなくウェットになめらかに整えてくる、この整え方がとても独特で上手なケーブルです。

以上のケーブルの味わいに魅力を持ったなら、是非手にとってみてほしいケーブルでした。

派手な変化は無いけど、良いケーブル。

こんな人にオススメ!

  • 解像感を重視したい人
  • しっとりした優しい音色を求める人
  • 滑らかな音色を好む人

こんな人は合わないかも?

  • キレキレの解像度を求める人
  • アタック感や迫力を求める人
  • リスニング的な味変を求める人

購入先

使用可能なオリジナルクーポンがある場合がございます。こちらからお探しください。


本記事の執筆にあたりAngelears様よりPRの機会を頂戴し、思ったまま感じたままに執筆致しました。
このような素晴らしい機会をいただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。

免責事項:
本記事のレビューにおいて、執筆に伴う金銭等のやり取りはございません。同時に執筆内容への指示も一切受けておらず、内容は全て筆者自身の個人的な感想です。

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Yongse Fujin

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この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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