Epomaker TH40 レビュー:超コンパクトなメカニカルキーボードの機能と本機の特徴を紹介!

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こんにちは、Trefle Labです。

今日はEPOMAKERが提供する最新の超コンパクトキーボード、Epomaker TH40についてレビューをお届けします。キーボードのレビューは初めてということで、不慣れな部分や文章構成に不安がありますが、ご容赦ください。

EPOMAKERは、メカニカルキーボードの世界で広く認知されてるブランドです。 今回ご紹介するEpomaker TH40は、2024年11月25日に発売されたモデルです。このキーボードは驚異的な40%レイアウトを採用しており、数字キー、テンキーなどが省かれているため、そのコンパクトさと機能性が注目されています。

このキーボードはUSB-C接続だけでなく、Bluetooth2.4GHz無線接続が可能で、ガスケットマウントVIAソフトウェアによるカスタマイズ、ホットスワップ機能RGBライティング、そして分割されたスペースバーを特徴としています。

目次

パッケージ外観と付属品について

パッケージと外観

シンプルながら高級感あふれるパッケージデザインで、モダンかつシックな印象を感じます。

Epomaker TH40
Epomaker TH40

Epomaker TH40を開封すると、キーボード本体は厚いビニール袋に包まれた上にスポンジでしっかりと梱包されています。。非常に厳重な梱包で、キーボードの安全性を確保しています。

開封
開封
TH40 全体写真
TH40 全体写真

40%レイアウトのため、キーは44個しかありませんが、各キーは通常サイズで、不要な部分を削ぎ落としたデザインが特徴的です。テンキー、矢印キー、そして通常の数字キーを省いたレイアウトにより、実現されたコンパクトさは見事です。フルサイズキーボードに比べ、横幅は半分に迫るほどです。

コンパクトな見た目ながら詰まったようなずっしりとした重みを感じます。とはいえ、軽量だなとも思える絶妙な塩梅に仕上がっています。
軽く触れただけで、良いモノ感上質感が手先からヒシヒシと伝わってきます…!

上質感と言えば、まるでシールベルトかのような丈夫な手触りのストラップが装備されている所も。使用前から所有欲を高めてくれます。

質感高いストラップ

キーボードの裏面には十分な質量の滑り止めが四隅に装備されています。使用中は見えない部分ですが、使い心地に大きく寄与する大切なパーツですね。

滑り止め

本体の重量感も十分な滑り止めが組み合わさり、デスク上での使用において滑りを感じることはありませんでした。

キーボード本体の厚みは一般的なキーボードに比べると厚めです。そして手をホームポジションにおいた時の「しっくり感」は特筆すべきものがあります。厚みや角度、レイアウトがこの手の馴染みを生み出してると考えると納得してしまいます。

TH40の厚み
TH40 上部

キーキャップの手触りはサラサラでとても馴染みます。格安キーボードしか触れたことのない自分にとっては、こんなにも質感が違うのかと驚いてばかりです。

TH40 拡大図
TH40 拡大図

写真で伝わりませんか?この加工精度や手触り感…

付属品

キーボード初心者すぎて、付属品が豊富なのか最低限か全く判断出来ず、言葉でお伝え出来ずに申し訳ない限りなのですが、お写真をご覧頂ければと思います。
必要十分に思いませんか?

付属品
  • キーボード本体
  • USBケーブル
  • 取扱説明書
  • USBレシーバー(ドングル)
  • キースイッチ&キーキャッププラー
  • キーボードスイッチ(EPOMAKER Wisteria) 3個

打鍵感とスイッチ

私はこれまでキーボードに高額を投じたことがなく、2000~3000円の格安品しか使っていませんでした。しかし、Epomaker TH40の打鍵感はそれらとは比較にならないほど素晴らしく、滑らかな押し心地と心地よい打鍵音が特徴です。

格安品といえば、カチャカチャとやや不快な打鍵音・軸のグラつき・ブレは付き物だと感じていましたし、それが当たり前だと思っていました。

しかし、このキーボードの打鍵感は素晴らしい。シルクのような滑らかな押し心地で、カタカタと心地の良い音を聞かせてくれます。気持ちの良い官能的な音とも言えます…。
高価なキーボードを所持されている方によってはコレが普通なんですか…!?別世界すぎる(;´∀`)

ちなみに採用されているスイッチはEPOMAKER独自のもの(EPOMAKER Wisteria)で、滑らかさと心地よい音が特徴らしく、まさしく私が試して感じたものに一致します。少し軽めのタッチで使い心地が良いなと感心しながら調べてみると、確かに軽めのキータッチで設計されているものだったようです。納得。

EPOMAKER Wisteria
EPOMAKER Wisteria

キースイッチ&キーキャッププラーが付属しているので、どちらも取り外しが可能な仕様です。
そのツールを使うとコツも技術も不要で、簡単に付け外しが出来ます、こんな便利なツールがあるんだと感心しました。無知で申し訳ない限り…

レビューを執筆するにあたりキーボード事情を少し調べていると、CHERRY MXという規格だそうで、現在は数多くのブランドから、キースイッチやキーキャップが販売されているそうです。この規格の普及も進んでいるようで、様々な形状や配色のキースイッチやキーキャップが販売されているようです。

自作キーボードという単語の存在にも驚きを隠せません。

打鍵音について

お待たせしました、打鍵音も妻の手の協力のもとで撮影してみましたのでご覧ください。

カタカタと心地の良いキレのある音じゃないですか…?iPhoneで撮影したので音質にはさほど期待できませんが、聴覚上の音にとても似ているように感じますし、少しでも参考になれば良いなと思っています。

機能とカスタマイズ

Epomaker TH40は、VIAに対応していますのでキーマップのカスタマイズが簡単に行えます。


40%レイアウトなので、かなりの数のキーが省かれていますが。レイヤー機能を使って、省かれたキーを補完できる設計は、初心者から上級者まで満足できるものだと思います。あとは慣れの問題かなと思いました。数日使っているうちに手に馴染んでくるのがまた面白いと思いましたね。

VIA:https://usevia.app/
JSONファイル:https://epomaker.com/blogs/via-json/epomaker-th40-usb-json-file

バックライトとカスタマイズ

RGBバックライトもTH40の面白い機能ですね、ガジェット好きな人の心をくすぐるような機能で、ついつい面白いと思って眺めてしまいます。
VIAを使えば、バックライトの色やパターンも自由にカスタマイズできます。個人的には、静かな夜に色を変えてタイピングするのが気分転換になります。

以下の画像の通り、バックライトの発光パターンもたくさん用意されています。

用意されたパターンの中には、常に一定のパターンで発光するものもあれば、キーを押下して初めて反応する発光パターンもあります。

接続方式について

Epomaker TH40のデバイスとの接続方法は、「USB接続・Bluetooth接続・無線2.4Ghz接続」の3種類が選べます。

画像を見て頂ければと思うのですが、キーボード本体には接続方法を切り替えるスイッチが装備されています。中央がUSB接続・左右はBluetooth接続・無線2.4Ghz接続へ切り替えることが可能です。

Bluetooth接続と無線2.4GHz接続の両方を試しましたが、有線接続と比較しても遅延が気になることはありませんでした。非常にレスポンスが良く、ニーズに応じて接続方法を選択できる点が評価できますね。

Epomaker TH40「技術基準適合証明(技適)」取得済みの製品ですが、ご提供頂いたサンプルには技適マークが無かった為、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」に伴い手続き・届出を行った上で執筆させていただいております。

※販売されている製品に関してはパッケージ更新を進めているそうです。

実際の使用感

実際に使ってみて、最初は40%レイアウトに慣れるまで少し時間がかかりました。しかし、慣れてしまえばこれほど快適なキーボードは他にないと感じます。何よりもコンパクトで、デスクの上が広々を使えることは特筆すべきことだと思いました。手元のスペースを広く使えるのは大きな利点だとしみじみ感じます。

キーの押し心地やタッチ音についても、格安品しか使ったことがなかった私にとってはすべてが新鮮で感動しました。

40%レイアウトを採用しているこの製品は、レイヤー切り替えやキーの配置に慣れるための時間が必要です。初心者にとっては少々難しさを感じるかもしれませんが、それを超えた製品のクオリティと満足度は、難しさは問題に感じさせないほどでした。

長所と短所

キーボード初心者の視点で見た長所と短所は以下のようなイメージ。

長所

  • コンパクト
  • 所有欲が満たされる
  • 高いビルドクオリティ
  • 拡張性に優れる
  • 押し心地良し
  • 多彩な接続方式

短所

  • 配置や操作に慣れが必要
  • VIAの取り扱いが必要
  • 音の厚みが足りない
  •  
  •  
  •  

短所でもあり長所でもある40%レイアウトは多機能なレイヤー設計により、少ないキー数でも十分な操作性を提供しますが、初心者にとっては少々ハードルが高いかもしれません。無線接続時のバッテリー消費も考慮すべき点です。RGBライティングはオフにすると、充電頻度が劇的に抑えられるのですが、節電の工夫も必要かと思われます。

ちなみに、「Fn + L Space」を押すことでバッテリー残量を10%刻みで光らせて教えてくれる面白い機能があります。

総評

Epomaker TH40は、真の意味でコンパクトさと機能性を両立したキーボードです。見た目も機能面でも、現代のニーズにぴったりな一品と言えるでしょう。唯一の難点は、初心者には少し使いこなすのが難しいことです。しかし、その分、操作に慣れて使いこなせた時の達成感は格別です。また、VIAソフトウェアを使ったカスタマイズの自由度は、自分のスタイルに合わせてキーボードを育てていくような楽しみを提供してくれます。

価格も1万円台前半と考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。特に、メカニカルキーボードの世界に一歩踏み込んでみたい方や、既に数々のキーボードを試してきたベテランにとって、40%レイアウトEpomaker TH40は新たな発見を与えてくれるでしょう。

最後に、私の主観的な意見としては、このキーボードは「所有欲」を満たしてくれる一品です。本製品のクールなデザインは、デスク周りの雰囲気を引き立ててくれるでしょう。もしあなたがコンパクトなキーボードを探しているなら、Epomaker TH40はいかがでしょうか?

本記事の執筆にあたり、EPOMAKER-JP様より製品をご提供いただいております。
このような素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

TH40 全体写真

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この記事を書いた人

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積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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