Fosi Audio K7 レビュー:使いやすさと高音質を兼ね備えたお手頃DAC/アンプ

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こんにちは。今回ご紹介するのは「Fosi Audio K7」です。ゲーミングと音楽鑑賞の両方で優れたパフォーマンスを発揮するDAC兼ヘッドホンアンプ…

そう、これまでレビューする機会が無かった製品でしたが、今回はその実機をPRする機会を頂きましたので、どんな商品なのか紹介していきます。

2025年1月にMakuakeでクラウドファンディングが開始され、多くの支持を集めリリースに至った本機、ゲーミングと音楽鑑賞のニーズに応える「Fosi Audio K7」の特徴を、わかりやすくお伝えしていきます。

目次

Fosi Audio K7とは

  • Fosi Audio K7」は、ゲーミングとHiFiオーディオの両方に適したDACとヘッドホンアンプ。
  • 価格は約21,999円(Makuakeでの早期購入価格)で、コストパフォーマンスが高いと評価されています。
  • 音質は癖なくシャリつきが全く無く僅かに温かみがあり、ゲーム音や音楽の再生に優れています。
  • ビルドクオリティは高く、アルミニウム製で耐久性があります。

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主な特徴

  • DACチップ: AKM AK4493SEQを採用し、PCM 384kHz/32bit、DSD256に対応
  • USB-C、光デジタル、同軸入力に加え、Bluetooth 5.0をサポート。aptX HDおよびaptX LLコーデックに対応
  • 3.5mmシングルエンドおよび4.4mmバランスヘッドホン出力、RCA出力も搭載。
  • 4.4mmバランス出力では32Ωで2.1Wの駆動力を発揮。
  • EQ機能: トレブル±6dB、バス±12dBの調整が可能
  • マイク入力: ノイズキャンセリング付きの3.5mmマイク入力があり、UAC1.0(16bit/48kHz)に対応
  • ディスプレイと操作: 1.5インチLCDディスプレイを搭載し、EQモードやサンプリングレートを確認可能

つまりコレナニ?

多機能なオーディオソリューション!

Fosi Audio K7…まずその概要からご紹介します!

これはデジタル音声をアナログに変換するDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)と、ヘッドホンやイヤホンを駆動するアンプが一体化したデバイスです。PC、PS5、Nintendo Switchなどのゲーム機から、スマートフォンやタブレットまで幅広い機器に対応。USB、光デジタル、同軸、Bluetoothといった多彩な入力が可能で品質の高い音声を出力してくれます。

…つまりは繋げるとめっちゃ音良くなるし、PC、PS5、Nintendo Switchなどのゲーム機にも使えちゃうやつです!!

外観

洗練されたデザイン

操作性の高いデザイン

手に取ると、ずっしりと重量感がありつつ、シンプルで高級感のある印象を受けます。

本体はフルアルミ製で、ブラックを基調にオレンジのアクセントがディスプレイやノブ周りに施されています。サイズはスマホより大きめ、両手に乗せるとちょうど収まるようなサイズ感です。

デスク上でも場所を取らないコンパクトさが特徴です。表面は指紋が目立ちにくい仕上げで、長期間きれいな状態を保てるように思います。皮脂にはちょっと弱く表面がムラっぽくなりやすいので注意が必要です。

高性能チップの搭載

搭載チップには、旭化成エレクトロニクスの「AK4493SEQ」を採用。これはオーディオユーザーからも評価の高く人気なチップで、PCM 384kHzやDSD256などのハイレゾ音源に対応しています。

イコライザ機能もあるので、ゲームにおいては敵の足音や環境音を明瞭に捉えたい方にもオススメですし、音楽鑑賞では高音質を求める方にも適した仕様です。マイク入力も用意されているのでボイスチャットや配信にも活用できます。ゲーム、音楽、コミュニケーションを一台でカバーする多機能性が魅力です。

視認性と操作性

前面には1.5インチのLCDディスプレイを搭載し、音量や入力モードが一目で確認できる仕様です。

ディスプレイが傾斜しているため、デスクに置いた状態でも見やすい設計で工夫されていますね。

操作用のダイヤルやボタンは操作性がとてもよく、軽い回し心地ですがガタツキ無く質感にも安っぽさがありません。

付属品

  • Fosi Audio K7」本体
  • 電源ケーブル
  • ACアダプタ
  • ユーザーマニュアル
  • アンテナ
  • USBケーブル
  • 音声/マイク分岐ケーブル

Fosi Audio K7」本体に加え、電源アダプター、USB-Cケーブル、3.5mmヘッドホンスプリッターが同梱されています。ヘッドセット使用を想定した付属品は実用的で、説明書を読まずともすぐ使用出来るほどには簡単な操作性です。だってディスプレイに全部書いてあるんだもの…触ればわかる(^o^)ノ

機能

多彩な接続オプション

Fosi Audio K7」の機能は、ゲーミングと音楽鑑賞の両方を意識した設計のようです。入力はUSB-C、光デジタル、同軸、Bluetoothに対応し、BluetoothではaptX HDやaptX LLをサポートしています。 (LDACは非対応)

低遅延で高音質なワイヤレス接続が可能です。出力は3.5mmアンバランスと4.4mmバランスを備え、32Ωで2100mWの出力パワーを確保しています。

言うまでもないかなと思いましたが、ちゃんと技適通ってます。

カスタマイズ性と利便性

EQ機能で低音や高音を調整できるため、ゲームでの足音強調や音楽での好みの音作りに対応します。

また、3.5mmマイク入力があり、音量調整やミュートも手元ですぐに操作可能、FPSゲームの連携や配信用途にも便利です。PS5やSwitchにもUAC1.0モードで対応し、家庭用ゲーム機をメインで使う方でも取り扱いやすい仕様となっています。

実際の使用感

操作の快適さ

音量やマイク調整はダイヤルを回すだけで直感的に行えますし、ディスプレイに設定が即座に表示されるため、現在のモードを迷わず把握できます。

ボタンの配置はすぐ押せるように本体手前に整列するように置かれています。

押下しやすい位置に配置されたボタン
押下しやすい位置に配置されたボタン

EQ切り替えもTONEボタン推してダイヤル回すだけ!ゲームや音楽のシーンに応じた調整が簡単に行えます。まーじで簡単です。
EQは調節される範囲が広めに選択されているので自然な効き具合でとても良いですね、強めにEQを操作しても違和感がなく自然にかかります。

EQ強めにかけても全然破綻しないのは凄いと思うぞ!

音質について

ゲーミングでの実力

FPSゲームを全くしないので、どこまでゲーミング面での実力に触れられるか分かりませんが、原神で試してみました。
(原神プレイされていない方はこの箇所をスルー頂いてもOKです。)

流石にオンボード出力と比較すると天と地の差です(笑)
原神のオープンワールドを探索すると、環境音の再現性が明らかに良いことをすぐに感じ取れます。。フィールドに施されたギミックの操作音、操作キャラクターや歩く場所によっても異なるSEが、よりリアリティある音になって一層際立ちますね。オープンワールドならではのフィールドの臨場感を高め、テイワットの自然な雰囲気をより深く体感できたのかなと思っています。ちょっとEQのBASSを強めにするのが気持ちよかったですね。

戦闘面では、敵のボイスやスキルのエフェクト音が明確な方向性を持って聞こえ、敵の位置が把握しやすい良い戦闘体験を得られました。
EQ機能を活用し低音を強調すると、キャラクターのスキルの重厚さや敵の攻撃による響きが際立ち、戦闘の迫力を際立てます。

音楽鑑賞でのクオリティ

EQを一切使用しない状態で聞いてみると、とても良い意味で味付けの少ない音!
特徴がある音ではありませんが、逆にこれが素晴らしく、おかげでEQで好きな音にカスタマイズ出来る点を高く評価したいです。

音楽では、J-POPからクラシックまで幅広く試聴しました。オンボードに比べて解像度が高く音の分離感が優れているので、細かな音までしっかりと聴き取れます。総じてフラットな聞きやすく刺さらないような僅かに温もりがあるような音質です。
4.4mmバランス接続では横に音場が広がり、広さのあるサウンドを楽しむことが出来ました。EQでBASSを加えてあげると重厚感のある濃厚な音に、

2万円台の据え置きDAC/AMPとして考えればそこそこお値打ち感があるのではないかと思います。

長所と短所

長所

  • 癖のないフラットな音
  • 直感的な操作性の高さ
  • 価格に対して高い解像度
  • 高いコストパフォーマンス

短所

  • USBマイク入力に非対応
  • LDAC接続非対応
  • ゲーム中にそもそも操作しない人は…?

作りの良さもピカイチ、音も癖なく扱いやすい
操作性も良いわぁ…

総評・感想など

総評

Fosi Audio K7」は、ゲーミングとHiFiオーディオの両方を求めるユーザーにとって理想を詰め込んだようなデバイス!

ハイレゾ音源の再生能力、バランス出力時に2Wもある強力なアンプ出力、家庭用ゲーム機との互換性、そして直感的な操作性を兼ね備えていて使い心地も良いと、これといった弱点もありません。

一度使ってみ? ハマるぞ!?(笑)

どんな所がオススメ?

Fosi Audio K7」はやはり取り扱いの容易さが魅力で、ゲームも音楽もこれ1台で楽しめます。家庭用ゲーム機にも繋げられますし、Bluetoothでいろんなデバイスともすぐに連携できるから便利でしたね。オーディオデバイスとして考えても全然良いなと思いましたよ。

癖もなく普通に音が良いのもポイントで、クリアで僅かに温かみがあって聴きやすいサウンドが手に入ります。EQで調整もできるので、自分好みに変えられるのも嬉しいところ。

価格も約2万円後半と高すぎない価格帯ですし、毎日の音楽とゲームなどの日常使いにぴったりなDAC/アンプだと思いました(^o^)ノ

各種リンク

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本記事の執筆にあたり、Fosi Audio様よりPRのご依頼を受け執筆致しました。
このような素晴らしい機会をいただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。

免責事項:
本記事のレビューにおいて、執筆に伴う金銭等のやり取りはございません。同時に執筆内容への指示も一切受けておらず、内容は全て筆者自身の個人的な感想です。

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この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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