今回ご紹介するのは、iVipQブランドの新製品『IvipQ Poseidon’s Vein』です。

このケーブル、超しなやかで比較的軽めで、装着感や取り回しの良さが印象的なケーブルでした。日常的に使うケーブルとして、音質だけでなく使い勝手の面でもかなり優秀な製品だと感じています。
さっそく詳しくレビューしていきますね!
製品仕様など

導体について
『液体窒素処理・単結晶銀導体』が採用されています。
金属の中でも最高クラスの導電性を持つ銀を単結晶構造で使用した素材で、結晶粒界を極限まで排除することで信号伝達のロスをさらに抑えた素材です。また液体窒素で極限まで冷却することで、金属原子の不均質な配列を安定化させ、より伝導性を高めた導体となっているようです。
銀ならではの高い導電性により鮮度の高い高域の伸びと透明感を持ちつつ、音の立ち上がりが素直でクリアな音調を狙いやすいのが特徴とされています。
※素材による音の違いについては定説というより傾向論に近く、あくまで一つの目安です。
外観など
全体像
全体像としては青を押し出した統一感のあるデザイン。

線材
拡大してみると、少量のラメが被覆に織り込まれていることが確認できます。綺麗です。

プラグ
接点には、プラス極には金メッキ・マイナス信号線には銀メッキという贅沢なプラグが採用されています。

コネクタ

音質について
箇条書きで、本製品から得られた印象を書き上げると以下のような印象です。
- 高い透明度
- 全域で高い分離感
- 透き通るボーカル
- 解像感かなり高め
- しなやかで取り回し最高!
- ちょっとだけクール
視聴環境
※複数のイヤホンでケーブルを聴き比べ、感じられたことや変化を書き出します。
・Lotoo PAW 6000
・THIEAUDIO Monarch MKIII (多ドラ要員)
・MoonDrop 竹 CHU2 (1DD要員)
・その他…
ショートインプレッション
このケーブルによる変化を手短に語ると、『銀導体らしさのある高い透明度と全域の高い分離感』が特徴のケーブルだと思いました。
全体的な音色としては、僅かにクール寄りで引き締まった印象…!特筆すべきは中高音域以上の伸びやかさと透明度の高さで、解像度と分離感が高いところだと思います。導体の銀らしさがヒシヒシ伝わってきます…!
量感自体はさほど変わりませんが低音域はややタイトな方向になりつつも、ややマイルドな広がりと感じられる印象に。
高音域はサラサラとした質感で存在感も高く、金属音もしっかり鳴らしてくれますが、煌めき感はやや抑えめという印象でした。
音質にとても優れるケーブルだと思いますが、取り回しの良さも考慮されているのか、軽量かつしなやかで柔軟性が高いケーブルで、収納する際も巻いて片付けやすいのも特徴。音質と使い勝手の両面を気にする方にも自信を持っておすすめできるケーブルです!

中音域以上がクールで分離感と透明度高いから、かなり分かりやすい変化があるケーブルだと思うのだ。
低音域
低音域については、量感自体は大きく変わりませんが、ややタイト方向に変化する印象を受けました。引き締まった輪郭を持ちながらも、ややマイルドな広がりが感じられます。
個人的に銀導体は低域に柔らかさが出る傾向があると感じているのですが、本ケーブルでもそういった特性が少し現れている気がしています。ややダークな低音の質感と感じる方もいるかもしれません。明るくパンチの効いた低音というよりは、落ち着いた深みのある低音という表現が近いでしょうか。
アタックの立ち上がりは早めで、銀導体らしいスピード感が感じられます。収束については並程度の印象で、早いとまで行きませんが、ダルくはない適度なバランスです。
中音域とボーカル
中音域は、このケーブルの変化が大きい帯域。透明度が非常に高く、ボーカルや楽器の質感がとてもクリアで、粒立ちの良さを感じる方向性に変化しています。分離感も素晴らしく、音の濁りを感じにくいのが印象的です。
ボーカル表現については、明るく鮮明でクリアな見通しの良い描写が特徴的です。銀導体特有の透明感がしっかりと感じられ、綺麗で伸びやかなボーカルが楽しめます。ただし、温かみや厚みはやや抑えられているため、好みによって感じ方が変わりそうです。
個人的には、どちらかといえば温かみやウェット感のある方向性が好みなので、少し噛み合いませんでした。しかし、クリアで透明感のあるボーカルを好む方や、分離感や解像度を重視する方には非常に魅力的なチューニングだと思います。
強いて言えば、高い解像感に立体感が追いついていない印象を少し受けました。音の粒立ちや分離は優秀なのですが、前後の奥行き感や音の重なり方といった重層的な空間表現という点では、もう一歩という感じです。とはいえ、これは贅沢な要求かもしれません。



解像感そのものは超高いから、より有機的な立体感を求めちゃう(笑)
高音域
高音域はサラサラとした質感が特徴的で、存在感も高く金属音もしっかり鳴らしてくれます。銀導体らしい伸びやかさと透明度の高さが顕著に表れる帯域で、シンバルやハイハットの細かなディテールまでハッキリと再現されます。
ちょっと珍しいかも?と感じたのは、ここまで伸びやかさのある高域なのにも関わらず、煌めき感がやや抑えめに感じる点でしょうか。銀線特有のキラキラ感を期待する方には物足りないかもしれませんが、キラキラギラギラというよりはサラっとした細い質感なので、疲れにくい高域とも言えるのかもしれません。
高域の伸びそのものは素晴らしく、超高音域までスッと気持ちよく抜けていく感覚があります。
空間表現
音場・空間表現については、広めに展開される印象を受けますし左右の広がりは十分で、開放的な空間が感じられます。銀導体特有の抜けの良さもしっかり感じられます。
ただし、定位感については並といった印象です。音像の位置関係が際立って明確というわけではなく、ボーカルの定位もセンターに安定的に定位するというよりは、やや脳内定位で響き、頭の中から外側に広く広がる音色で、強いて言えばもう少しわがままを言いたくなる程度ですかね…!?
音の粒立ちや分離は優秀で、高域が後方へ抜けていく余韻なども感じられます。しかし、前後の奥行き感や音の重なり方といった立体的な空間表現という点では、もう一歩という感じです。
とはいえ、この価格帯のケーブルとしては十分な空間表現だと感じます。広さと透明感を重視する方には十分魅力のある製品です。



解像度や数字だけじゃ語れない・わからない要素ってありますよね。そういった部分は隠さずに伝えたいところ!
総評
銀導体らしい高い透明度と全域にわたる優れた分離感が特徴的なケーブルでした。中音域以上がクールで分離感と透明度が高く、かなり分かりやすい変化があるケーブルだと感じましたね~。
音質面では、僅かにクール寄りで引き締まった音色。特に中高音域以上の伸びやかさと透明度の高さは秀逸で、解像度と分離感の高さがこのケーブルの最大の魅力なのではないかと思います。
導体の銀らしさがヒシヒシと伝わってくる、クリアで見通しの良いサウンドが魅力でした…!
解像感そのものは本当に高くて、音の粒立ちや分離も優秀。解像度が高いだけあって個人的にはもっと有機的な立体感も欲しくなっちゃう…(笑)少々贅沢ですかね。
銀導体らしい明瞭で透明感のあるサウンドを求める方には間違いなく刺さるケーブルだと思います。特に、ボーカルの明瞭度や楽器の分離を重視する方やクリアで見通しの良いサウンドが好きな方には、ぜひ試していただきたいケーブルです。使い勝手も良いので、日常的にガンガン使えるのも嬉しいポイントですね。



ケーブルはなんでこんなに柔らかく軽くしなやかなのに、音は濃厚で透明度高いんでしょうか。すっげぇや…
こんな人にオススメ!
- 解像度を求める方
- 中高音のクリア感を求める方
- 高い分離感を求める方
- 空間広めを好む方
解像度・性能・クリア感・分離感を重視する方にはオススメです。
購入先


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基本的には何かしらクーポンがご案内出来ると思いますので、お困りでしたらXアカウントまでご連絡ください。
本記事の執筆にあたりivipQ様よりPRの機会を頂戴し、筆者自身の感じたままに執筆いたしました。このような素晴らしい機会をいただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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