今回レビューするのは『Kinera Oracle』というイヤーピースです。
指で触るとサラサラ、つまむとモッチモチ。形状は珍しく円筒状で、透明なシリコンの内側に青い軸が透けて見える、ちょっと涼しげな見た目をしています。画像からモチモチ加減が伝わると良いのですが(笑)

Angelearsより、ご紹介のために製品をご提供頂きましたが、内容は当サイトの下記のレビューポリシーに基づく筆者自身の体験と個人的な見解のみで構成しています。
サイズ展開
サイズはS・M・Lの3種類、カラーバリエーションは赤・青・黒の3カラーになっているようです。
サイズ差が大きいので、一旦は全サイズのセットを購入してみるのをオススメします。

使い心地
シリコンは柔らかめ。表面はサラッとしていて、手触りはモチモチした感じでかなり良い(笑)
形状でポイントになるのは先端で、開口部の付近だけ肉厚になっていて、ここが耳奥にスポッと収まる感じです。円筒状の形状ですが、この先端が返しのような役割になってて抜けにくくビシッと固定されて密着する感じがあります。

試してみると思ったよりも小さめのサイズでいいかも…?
音の変化について
分かりやすく変わったのは、中高域から高域付近。繊細さと量感がアップし、キラキラした輝きが乗り、明瞭度もグッと上がったように聴こえました。耳奥にしっかり入るイヤーピースなので、音が耳の奥までストレートに届いてくる感覚もありますね。
ボーカルも焦点が合いやすくなりますが、輪郭の取り方はシャープな感じでクッキリ・ハッキリしたクリアな歌声になる方向。フワッと優しく前へ寄ってくるタイプのボーカルとは、キャラクターが別物かも。
低域の量感は変わらず引き締まってタイトになり、レスポンスの速さも少し増したかも?と感じました。
空間表現そのものには変化を感じませんでした。 定位も癖なく違和感ないので変化が無いタイプかなと思います。
全体としては、クリアでスッキリとした解像感をつかみやすいタイプです。現代的で元気な音に寄せたいときには合いますが、中低域〜中域あたりの厚みが欲しい用途にはちょっと合わないかなと思います。
まとめ
サラサラでモッチモチの手触りに、奥まで入る円筒形のかたち。入れてしまえばピタッと止まる装着感は、音より先に印象に残ったポイントかもw想像以上に装着感が良すぎる。
音の傾向は個人的には明るく元気でスッキリ系で重心高め。
手持ちのイヤホンがこもり気味に感じるときや、ボーカルの輪郭をもう少し立たせたいときに、まず試してみたくなるイヤーピースかなと思います。
中低域の厚みや温かさを足したい人は、別の傾向のイヤーピースと聴き比べて選んでみてください。
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