世界的な音響機器メーカーであるbeyerdynamic(国内代理店:株式会社オーディオブレインズ、本社:神奈川県川崎市宮前区、代表取締役:山崎潤太、公式サイト:https://beyerdynamic.co.jp/)は、カリフォルニア州アナハイムで開催されるNAMM Show 2025にて、最新のインイヤーモニター(IEM)シリーズを発表します。このシリーズは、特定の音楽ジャンルや用途に応じた設計が施され、音質と装着感の新しい基準を打ち立てる製品群です。

技術と職人技が生み出す新しい基準
新たに登場するインイヤーモニターシリーズには、独自開発のTESLA.11ダイナミックドライバーシステムを搭載。これにより、卓越した音質と1kHzでの歪率わずか0.02%という精度を実現しました。最大137dBという高音圧も兼ね備え、ライブやスタジオでの使用において圧倒的なパフォーマンスを発揮します。さらに、ドイツ本社で熟練の技術者による手作業で製造されており、信頼性の高い品質が保証されています。

人間工学に基づいた設計は、MRIスキャンから得られた膨大な耳型データを活用。最大-39dBの遮音性を実現し、長時間の使用でも快適なフィット感を提供します。
用途別に最適化された4モデル
- DT 70 IE:ミキシングやクリティカルリスニングに特化。ライブサウンドエンジニアやスタジオモニター用途に最適。
- DT 71 IE:ドラム&ベース向け。力強い低音と繊細な高音が特徴。
- DT 72 IE:ギター&ボーカル用。自然な低音域とクリアな中高音域でギターや声の存在感を引き立てます。
- DT 73 IE:クラシック楽器&キーボード用。リニアな中低域再現と倍音成分の再現性を強化。
耐久性と快適性を両立
新しいインイヤーモニターは、プロのミュージシャンやサウンドエンジニアとのコラボレーションにより開発されました。その結果、過酷なライブやスタジオ環境にも対応可能な、耐久性に優れた4つのモデルが誕生しました。
これらのモデルは、ケブラー補強ケーブルを採用し、金メッキ加工が施されたMMCXコネクターシステムで接続されます。この設計により、従来の2ピンコネクターと比べて、接続の安定性と耐久性が大幅に向上しています。
NAMM Show 2025での体験と特別パフォーマンス
新シリーズは、1月23日から25日まで開催されるNAMM Show(ホールA、スタンド11702)で体験可能です。特別な見どころとして、著名なギタリストであるマーティン・ミラー氏や、アメリカのアーティスト、コリー・ヘンリー氏とジーナ・マイルズ氏によるライブパフォーマンスも予定されています。

「beyerdynamicのヘッドホンは、私の音楽キャリアを通じて常に欠かせない存在でした。特にスタジオではDTシリーズのモデルを愛用しています。この新しいインイヤーシリーズのおかげで、ステージ上でも同じ音質を体験できるようになりました。」
— マーティン・ミラー
beyerdynamicについて
beyerdynamicは、1924年の創業以来、プロフェッショナルオーディオ製品を提供し、世界中の音楽スタジオをはじめとする音のプロフェッショナル達の信頼を得続けてきました。製品ラインの大部分は、ドイツ・ハイルブロンの自社工場で、手作業を含む工程で細部にまでこだわって製造されています。「Creating」、「Gaming」、「Work & Learn」、「Enjoyment」の各製品分野で、beyerdynamicはヘッドフォン、ヘッドセット、マイクロフォン、ゲーミングおよびホームオフィス製品を提供しています。それらに共通しているのは、優れた音質です。同社は世界中のステージ、録音スタジオで作られた心揺さぶる音を、世界中の人々の耳と心へ届け続けています。