謎DAC V6633 ショートレビュー|個性ゼロが武器になる、無味無臭のフラットなUSB DAC

本ページには広告が含まれます。

今回手短にレビューするのは、「V6633」です。

真っ赤な金属ボディに、小さな表示窓と+/-ボタン。ブランド名すら記載されていない「V6633」は、3.5mmと4.4mmの2系統の出力を持つスティック型のUSB DACです。

DACチップはESSのES9028Q2M、アンプ部には同じくESSのES9603Qを採用。4.4mm側は32Ω時で522mWという公称出力を持っていて、それでいてAliExpressでの実売は5,000円前後…セールやクーポンが重なれば3500円程度で購入出来てしまう破格の製品なのですが、音質はどうなのよ!ってことで購入してみました(笑)

NICEHCK PureAural
目次

スペックについて

なお、Amazonの販売ページには「joliker」というブランド名が書かれていましたが、AliExpressの販売ページを見ると「V6633」としか記載されていません。そもそも「joliker」が本当にブランド名なのかすら怪しいところです(笑)

ブランドの正体はひとまず置いておいて、ここからは肝心の音質をチェックしていきます!

項目仕様
DACチップESS ES9028Q2M
アンプチップESS ES9603Q
出力端子3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
出力3.5mm:111mW/4.4mm:522mW
最大対応フォーマットPCM 最大32bit/384kHz、DSD256
発売日不明
価格5000円前後
AliExpressにてクーポン使用で3500円ほどで購入。

パッケージ内容について

パッケージは白地にオレンジの「Headphone Amplifier」の文字。(いや分かってるわー!というツッコミをしたくなるw)

正面にはjolikerのロゴも型番も入っておらず、左下にHi-Fi AUDIOのマークがあるだけです。DACではなく「ヘッドホンアンプ」と書かれているのがちょっと面白いというか…((;´∀`)

V6633 パッケージ外観
パッケージ外観

内容物は本体、USB Type-C to Type-Cケーブル、ユーザーマニュアルの3点。ケーブルは黒の編み込みで、スマホと重ねて持ち歩くのに収まりのいい短さです。マニュアル表紙には「Portable Headphone Amplifier V6633」とあり、ここでもブランド名は出てきません(笑)

V6633 内容物
内容物

本体外観

本体上面。赤い金属ボディに細い溝が刻まれていて、中央の黒い窓がディスプレイになっています。下側には「Model: V6633」「Made in China」の刻印や、CE、FCC、UKCAなどの認証マークが並びます。

本体外観
本体外観

側面には-と+の2つのボタン。ボディと同じ赤で仕上げてあり、横には「PCM 32Bit/384K/DSD256」の白い印字が入っています。操作系はこの2ボタンだけで、音量も設定変更もここで行います。

出力側は黒いパネルに4.4mmと3.5mmの端子を並べた構成。どちらの端子にも金色のリングが付いていて、赤いボディとの組み合わせがよく映えます。 質感は結構良いですね。

音質について

音の傾向
暖色
寒色
しっとり感
ドライ
しっとり
キレ
ゆったり
速い

特に左右に振られるような大きな特性や個性はないように思いました、

音質についての感想

とにかく癖がありませんね\(^o^)/
低い音から高い音まで、どこかの帯域が前に飛び出してくることもなく、必要十分な量で満遍なく鳴らしてくれます。DAC側が主張してこない分、ドンシャリのイヤホンならドンシャリに、フラットなイヤホンならフラットに、それぞれの素性がそのまま見えてくる感覚でめちゃ使いやすいw

解像力も、実売3,000円台に乗っている製品とは思えないくらい十分。これだけの性能がこの値段で手に入るなら、強すぎるわ(笑)と思わず笑ってしまいました。

私がリファレンスとして使っているLotoo PAW 6000と聴き比べても、音色のバランスや定位の仕方などほぼ同じ方向に感じました。どちらを基準にしてイヤホンを評価しても、印象がブレることはなさそうなくらい。普段からイヤホンを聴き比べる身としては、価格差を考えるとこれはかなりありがたいかも~?

その反面、あまりにも無味無臭で没個性なので、DACで音を自分の好みに寄せていきたい方や、自分の音作りにこだわり・コンセプトがある方には向かないかもしれません。

逆に、リケーブルやイヤーピースで音を微調整していくスタイルの方なら、上流を固定しておくDACとして選ぶのもアリだと思います。土台がまったく色を付けないので、ケーブルやイヤピを替えたときの変化をそのまま追いかけられるはずです。
要は…使いようですね\(^o^)/ (いや何でもそうだろw)

あとがき

気になるのは、ブランドの公式情報がほぼ見当たらないくらいかなwなんかあったら販売元に相談するしかねぇ。まぁそれはさておき。実売3,000円台でこれは強すぎますね(笑)

使ってみての印象をひとことで言うなら、「無個性すぎて、かえって頼れる」みたいな所もあって、普段リファレンスにしているLotoo PAW 6000と行ったり来たりしても、音色の方向がほとんど変わらない。どっちを基準にしてもイヤホンの評価がブレないので、聴き比べの相棒としてかなり使いやすかったです。そりゃ解像度はPAW 6000に大幅軍配が上がりますけども…3000円代ですからね。ここまで素直に鳴らしてくれるとは思っていませんでした。

デジタルフィルター機能もありますけど、音がガラッと変わるものではありません。いじって遊ぶというより、好きなものを選んだらあとは放っておくくらいでちょうどいいかなと思います。大した差はなし。そしてこの無味無臭っぷりは正直使い方を逆に抑えておかないといけないかもしれませんね。DACで自分好みの音に寄せていきたい人には素っ気ない音。とはいえ、音の調整はケーブルやイヤピでやるよ、という人にはむしろ好都合。

個人的には、この価格でこの解像力と癖のなさなら文句なしかなw(笑)

購入先


筆者に質問コーナー

mondにて匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非質問してみてください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

目次