TRKAPLST-39 Twilight レビュー メリハリと煌めき、そして色彩豊かな雰囲気を感じる音のケーブル

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紫色のケーブルの中に煌めきあるラメが映えるケーブルが登場。

TRKAPLST-39 Twilight 全体
全体

さて、今回レビューするのはTRKAPLST-39 Twilight です。
TRKAPLSTのオープニングセールで激安で手に入った方もいらっしゃるようですが、正式に販売が開始されたのでレビューも合わせて投稿させていただきます。

目次

製品概要

導体について

ECサイトの概要欄では、以下の通りの素材が使われている旨の記載がありました。

Solid Silver-Palladium Alloy + Copper-Palladium Alloy
Wire Core: (140 Strands × 0.06mm + 7 Strands × 0.2mm)*4Core
AWG: 19

銀にパラジウムメッキと銅にパラジウムメッキってことなのかな…?すみませんちょっと定かではありません。
導体の構成としては、細い0.06mmの素線を140本使い、中央に0.2mmの太めの導体を7本中央に配置していると伺いました。

外観など

外観

落ち着いた紫で、派手というほどの印象もなく、オシャレの範囲に収まりそうなデザイン。

TRKAPLST-39 Twilight 全体
全体

特徴でいえば、金色のラメが散りばめられたさりげないオシャレポイントという所でしょうか。
パット見は分からないんですが、実はキラキラしてるという控えめなアクセント。

TRKAPLST-39 Twilight 被覆デザイン
被覆デザイン

プラグ周り

プラグは新設計のもののようです。掴みやすいデザインで個人的にも好みです。

TRKAPLST-39 Twilight プラグ周り
プラグ周り

コネクタ周り

綺麗な耳掛け部分のカーブに精度の高い2Pinが採用されています、

TRKAPLST-39 Twilight コネクタ周り
コネクタ周り

仕様(スペック)について

製品名TRKAPLST-39 Twilight
ブランドTRKAPLST
長さ約1.2m
コネクタ0.78mm 2ピン
※その他設定あり
プラグタイプ4.4mm プラグ
※その他設定あり
材質Solid Silver-Palladium Alloy + Copper-Palladium Alloy

音質について

箇条書きで、本製品から得られた印象を書き上げると以下のような印象です。

  • 抑揚がある表現
  • 中音域~中高音の明瞭感が高い
  • 適度に引き締まる低音
  • 強いキラキラの高音域

インプレッション

楽曲にメリハリと煌めきと力強さを与えてくれるケーブルという印象が強いですね。

全体的には全体的な量感を変えたり癖はないままに、全帯域が持ち上がるような、リケーブルに求めるアップグレード感を感じやすいケーブルという印象も同時にあります。
抑揚やコントラストの高さも特徴で。音の距離感は近めに変化するものの、前後の立体感や奥行きも優秀なケーブルなので近さが全然気にならならず、そこの近い位置から奥側に抜けるように立体感があります。
その中でも中音域付近の変化がかなり顕著だなぁと感じたので後述していきます。

…っていうかこれめっちゃ強いというか音楽性が豊かな音色というか、凄くいいケーブルだなぁ…


低音域

力強さと厚みのある低音で豊かさもあります。余計な広がりは控えめでタイト。でも硬さはなく自然な引き締まり方で、リズムを感じやすくノリが良くて楽しい感じですね。どこかエネルギッシュな雰囲気もあり色乗り(鮮度?)が高いような雰囲気もあります。

中音域

透明感やツヤ感の変化は想像以上に大きめで、音の質感が一段階以上クリアに鮮明になる印象があります。特にピアノや弦楽器では、アタックから余韻に至るまでの情報量が増し、メリハリがあってクッキリ。
楽器本来の質感がよりリアル伝わってくるような情報量があります。

ボーカル表現も非常に秀逸で、かすれるような繊細なボーカルニュアンスや、息遣いまで押し出す解像度の高さ。声の輪郭はシャープでありながら硬さは感じられない良いバランスになっています。

高音域

中音域に感じられる艶やかさを起点に、その延長線上で高音域へと伸びていくような、キラキラとした艶めきが印象深い点かなと。
音を構成する粒子の最小単位が一段階細かくなるような感覚があり、繊細で細身な表現を得意とし、特に高域のきらめきあるニュアンスの描写は非常に美しい。
華やかさと透明感を併せ持った出音に仕上がるような印象

一方で、シンバル周辺の帯域がやや前に出やすく、硬さもあり楽曲や音量によっては強めに感じられる場面もあるかも。
弱く、静かに、そっと鳴らすような表現や、一歩引いた距離感で自然に減衰していく音の演出、端的に言えば「儚さ」を表現する方向性は、やや得意ではない印象があります。
これらの特徴から、高音域のみ質感がわずかに硬めに感じられることもあり、好みは分かれる可能性があるかも?と思いました。

空間表現

音場はやや音が近めなので狭く感じる楽曲は無くはないものの、奥行きがあるので耳が慣れてしまえば以前より広いと感じられるはず…!
空間の形状は癖のない円形でやや上方向にも広さを感じる形状をしています。広い扇状とも言えますね!

使用感について

19AWGということもあり導体はたっぷり使われています。導体の構成で線材の中央に配置された太めの0.2mmの素線が7本ということもあり、IvipQの系列ブランドとしては珍しくやや硬さを感じますし、やや形状記憶な性質もありますが通常使用においては全く気にならない取り回しに仕上がっています。

被覆はPVCなのでタッチノイズはさほど気になりません。

総評

楽曲にメリハリと煌めきと力強さを与えてくれるケーブルと最初に説明した通りの印象です。
同グループのSクラスケーブルとも然程引けを取らず、むしろこちらの方が好きって感じる方も一定数おられるのではないかと思える優秀なケーブルでした。

AliExpressで販売されたTRKAPLST福袋で当選された方は大変お得だったのではと…!

最近同グループ内でハイコスパ高性能なケーブルが出まくってて凄い。

購入先

TRKAPLST-39 Twilight:https://ja.aliexpress.com/item/1005010478441550.html
お得なクーポン:TRKAPLST39 (2025-12-31 23:59:59まで)
併用可能なオリジナルクーポンはこちらからお探しください。


本記事の執筆にあたり、TRKAPLST様よりPRのご依頼を受け執筆致しました。
このような素晴らしい機会をいただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。

免責事項:
本記事のレビューにおいて、執筆に伴う金銭等のやり取りはございません。同時に執筆内容への指示も一切受けておらず、内容は全て筆者自身の個人的な感想です。

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TRKAPLST-39 Twilight 全体図

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この記事を書いた人

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積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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