XINHS CF02 Cangyue Fox レビュー|たっぷりの余韻と分離が光る、バランス系万能アップグレードケーブル

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今回ご紹介するのは、XINHS Hifi Audio Storeの新製品『XINHS CF02 Cangyue Fox』です。

鮮やかなブルーの編み込みと金のコネクターが目を引く、個性的なビジュアルを持つ4芯ケーブル。「蒼月狐」という名前の通り、繊細さと力強さが同居したような独特の魅力があります。さっそく詳しくレビューしていきます!

XINHS CF02 Cangyue Fox 全体外観
目次

製品仕様など

導体について

『7N OCC導体 × 銀パラジウムメッキ』が採用されています。導体の構造としては同軸構造らしいですね。

7N OCC(7Nグレード無酸素単結晶銅)は、純度99.99999%という超高純度の銅を単結晶構造で引き伸ばし製造した素材で、結晶粒界を極限まで排除することで信号伝達のロスを抑えた素材です。銅の持つ自然な音の厚みや温かみを活かしながら、高い伝送効率を実現するとされています。
また、の高導電性による高域の伸びと透明感をプラス…、さらにパラジウムは…と書きたい所ですがパラジウムは研究不足で書けそうにありませんが、音の粒立ちを良くする印象があります。
※素材による音の違いについては定説というより傾向論に近く、あくまで一つの目安です。

外観など

全体像

全体的にはブライトブルーの編み込みが非常に鮮やかで、統一感のあるデザインです。

XINHS CF02 Cangyue Fox 全体外観
外観

線材は4芯でやや太め。形状記憶的な固さがあり、ごわつきが気になる方は気になるかもしれませんが、慣れてしまえば問題ないかと思います。

線材

光の当たり方によって透けて見える線材がパールのように輝きます。

XINHS CF02 Cangyue Fox 線材のビジュアル
線材のビジュアル

「蒼月狐」という名称がついていますが、確かに狐を連想させるような美しさと力強さがあり、思わず擬人化イラストを作りたくなるコンセプトですね(笑)。

プラグ

XINHS CF02 Cangyue Fox プラグ
プラグ

コネクタ

XINHS CF02 Cangyue Fox コネクタ
コネクタ

スプリッター

XINHS CF02 Cangyue Fox 金具パーツ(スプリッター)
金具パーツ(スプリッター)

音質について

箇条書きで、本製品から得られた印象を書き上げると以下のような印象です。

  • バランス良し
  • 中高域以上に高い透明度
  • 濃厚さもあるけどスッキリした描写
  • 音圧・アタックやや強め
  • タイトな低音
変化する音域
減少
-2
-1
高音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
中音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
低音域
+1
+2
増加
音の傾向
暖色
寒色
しっとり感
減少
増加
キレ
ゆったり
早い

試聴環境

※複数のイヤホンでケーブルを聴き比べ、感じられたことや変化を書き出します。

・Lotoo PAW 6000
・THIEAUDIO Monarch MKIII (多ドラ要員)
・MoonDrop 竹 CHU2 (1DD要員)
・その他…

ショートインプレッション

このケーブルによる変化を手短に語ると、『バランスの良さと余韻の豊かさが共存する、濃厚さもありながら美しくスッキリとしたサウンド』が特徴のケーブルだと思いました。

全体的にはニュートラルで偏りのない音色でありながら、どこか濃厚さも感じるという不思議な魅力があります。特に中高音から高音にかけての余韻表現がヤバイ!
空間にす〜っと溶け込むように広がり消えゆくギリギリまで音粒を追いかけられるような超豊かな余韻があります。音圧はやや高め、アタックもやや強めながら鋭すぎない絶妙な塩梅で、粒立ちの良さと合わさってリズミカルで気持ちの良いリスニング体験を提供してくれますね。

原音の良さを活かしつつ、バランス重視かつ中高域の解像感を高めたい場合に適したケーブルと言えると思います。

余韻がやっべぇ

低音域

低音域については、量感そのものは大きく変わりませんが、芯や太さ・厚みが増す方向に変化する印象を受けました。それでいてモコっとせず、タイトで引き締まっていながら弾力があり、リズミカル。
輪郭の追いやすく、太いのにスッキリしている、という特徴を感じました。

重低音は僅かに増加する程度ですが、バンドサウンドやリズム隊の存在感が増す印象です。弾力感があってリズミカルで、グルーヴ感的なものを楽しみたい方にも嬉しい変化だと思います。
輪郭が追いやすくタイトにまとまっているので、低音量多めのイヤホンと組み合わせても破綻しにくそうです。

中音域

中音域は、ほかのケーブルと比べて大きな変化は感じにくいニュートラルな帯域です。色付けや誇張がなく、原音の素性をそのまま活かしてくれる感覚があります。分離感は高めの帯域で、楽器類の分離感が良く、粒立ちもフレッシュ。それぞれの音がクリアでちょっと明るい。混濁感のないクリーンな描写をしてくれます。

中高音域にかけてはやや鮮明で明るめにスッキリと描写される傾向があり、透明度の高さを強く感じます。煌びやかに演出しすぎず、あくまで自然な範囲での明瞭さという印象で、長時間聴いていても疲れにくいと思います。

ボーカル

女性ボーカルのブレス表現がかなり優秀。艶っぽく、リアリティが高く、分離も良いですね。
歌い手の息遣いがストレートにリアルに伝わってきます。これはなかなかw

ボーカルそのものは過度に前に出てくるタイプではなく、バランスの中に自然に溶け込む感覚。しかし余韻とブレス表現の優秀さでやや主張を感じる方もいるかもしれない…という程度でしょうか。
ボーカルの美しさを重視する人にも合いそうです。

高音域

後方へと抜けていくような余韻と奥行き感があり、音が減衰しながら空間に溶け込むような尾を引く表現がかなり上手です。ビビるレベルで。
音の残響まで意識できるような独特の気持ちよさがあります…!これは…凄いぞ!?

全体を通せばニュートラルで味変的要素は無くバランス良く優秀な高域ですが、ちょっとだけ特徴らしさを感じたのが1つだけありまして。なぜかこの帯域だけ横方向への広がりが強い(笑)
強いて言えば、もう一歩だけ細く繊細な表現や煌めきがあるとさらに良かったかも…とは感じましたが、これはあくまで欲を言えばの話かなと。

空間表現

空間は過剰な誇張のない、標準的な広さの自然な円形という感じ。音が変に回り込んだりすることなく、自然な広がりをそのまま体験させてくれる素直な空間表現です。その意味では癖がなく誇張もなく、どんなイヤホンと合わせても破綻しにくい印象です。ちょっと縦は上方向に広いかな?

そして何より、音が空間に溶け込むように消えていく余韻の表現は、このケーブルを使っていて一番「ニヤリ」とさせられる部分でしたね~。

余韻がエグいって何度も言いたくなるケーブル。

総評

短所という短所が特にないというのが正直な印象で、全帯域を通じて優秀なパフォーマンスを発揮してくれる一本でした。

何度も語ってますが、空間に溶け込むような美しい余韻表現と、程よく強調されたアタック感と粒立ちの良さ。分離感に優れており音が濁らないのも素晴らしかったです。

「蒼月狐」の名の通り、繊細さと力強さが共存するバランスもありながら、どこか個性的なケーブル。どちらかといえば原音忠実系でありながら、しっかりと音楽を楽しませてくれる優秀なアップグレードケーブルだと思います。

あえて短所を挙げるとすれば音の面ではなく、鮮やかなパールブルーのビジュアルが組み合わせを選ぶ場合があること。あとは線材がやや固めで形状記憶的なので、取り回しが気になる方は気になるかもしれませんね。

総合的に優秀なケーブルで、結構好きですね。どんな方にもオススメできる懐の広い一本だと感じました。

全体的にスッキリしつつも濃厚で余韻がやべぇっていう。ちょっと変わった個性のあるケーブル。 でもバランスが取れてるから面白いんだよなぁ

こんな人にオススメ!

  • バランスの良いフラット寄りのサウンドを求める方
  • 中高域の透明感・分離感を向上させたい方
  • 余韻のの美しさを重視する方
  • 女性ボーカルやアコースティック系音楽をよく聴く方
  • 初めてのケーブルのアップグレードとして失敗したくない方

購入先

2026年3月26日まで、ストアクーポン『CF02TH05』(5ドルオフ)がご利用頂けます。
その他併用・使用可能な割引クーポンはこちらからお探しください。
基本的には何かしらクーポンがご案内出来ると思いますので、お困りでしたらXアカウントまでご連絡ください。


本記事の執筆にあたりXINHS様よりPRの機会を頂戴し、筆者自身の感じたままに執筆いたしました。このような素晴らしい機会をいただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。

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本記事の執筆にあたり、金銭等の対価は一切発生しておりません。内容は当サイトのレビューポリシーに基づき、筆者自身の体験と個人的な見解のみで構成しています。

XINHS CF02 Cangyue Fox

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この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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