ivipQ-A19 The Star Faller レビュー|ズシンと響く低域と艶っぽくエモいボーカルが特徴

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今回ご紹介するのは、ivipQから出た個性派の『ivipQ-A19 The Star Faller』という有線イヤホン用のケーブルです。

一聴した時から分かりやすい低域の変化と艶っぽいボーカルが特徴の本作、早速レビューしていきます!

ivipQ-A19 The Star Faller 全体像
全体像
目次

導体について

商品ページの説明欄には、『高純度単結晶銅+パラジウムメッキ銀』と記載されていました。
※具体的な構造は記載から推測出来ませんので、あくまで参考程度に。

推測にすぎませんが…高純度単結晶銅をベースにパラジウムメッキ銀を施すことで、銅本来の中低域の豊かさと温もりを保ちながら、高域の透明感と解像感を底上げした導体ということなのだと思います。パラジウムは銀よりも落ち着いた質感を持つとされ、銀メッキ特有のシャープさを抑えつつ、ボーカルや弦楽器に自然な艶と厚みが感じやすい傾向があるようです。
※素材による音の違いについては定説というより傾向論に近く、あくまで一つの目安です。

外観など

全体像

全体像は落ち着いた紫色の外観をしています。
目を凝らして見てみると、金色の小さなラメが被覆に散りばめられているので、所々キラキラと輝くさり気ないオシャレ要素もあります。

ivipQ-A19 The Star Faller 全体像
全体像

金具パーツ外観

金具パーツ類は、統一感のあるクロム系のメッキのような見た目と、金粉を散りばめたような樹脂パーツが組み合わさった構造になっています。

ivipQ-A19 The Star Faller 金具パーツ類
金具パーツ類

プラグ

プラグカバーは厚みがある金属製で少し重量感もあり、質感高め。

ivipQ-A19 The Star Faller プラグ
プラグ

音質について

箇条書きで、本製品から得られた印象を書き上げると以下のような印象です。

  • 重心低めで少し広がりのある重みと厚みのある低域
  • パンチとメリハリのある低域
  • 艶っぽくブレスが映えるボーカル
  • 透明度高く綺麗でどこか柔らかい響き
  • 人間味溢れる抑揚
変化する音域
減少
-2
-1
高音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
中音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
低音域
+1
+2
増加
音の傾向
暖色
寒色
しっとり感
減少
増加
キレ
ゆったり
早い

試聴環境

※複数のイヤホンでケーブルを聴き比べ、感じられたことや変化を書き出します。

・Lotoo PAW 6000
・THIEAUDIO Monarch MKIII (多ドラ要員)
・MoonDrop 竹 CHU2 (1DD要員)
・その他…

ショートインプレッション

ivipQ-A19 The Star Faller』は結構個性派なサウンドを作り出す印象。

温度感で言えば僅かに暖色寄り。全体的には落ち着きがありながらも重心低めで、ズシンと響く豊かな低域と、艶っぽくブレスが映える明瞭度の高い中音域、そしてクリアで透明度の高いのにどこか優しさのある高域が特徴だと思いました。

重心低めながらボーカルは引っ込まず、適度な艶感と明瞭感を与えてくれます。高域は量感を減らさずに、ほんの少しだけ一歩下がった位置から丁寧に鳴らしてくれる印象で、ちょっとした個性を感じるケーブルですね。

全体的には落ち着いたサウンドでありながら、重心低めのアタックやパンチ感、メリハリもしっかりあるので、聴き応えと聴き心地が両立したユニークな仕上がりになっていると思います。

ケーブル自体も柔らかめで取り回し良好なのもポイントだね。

低音域

分かりやすい低音強化型という印象。

ズシンと響く低域がやや広がりを持って鳴り、厚みもしっかりあります。輪郭は少し柔らかめで、柔軟性があるような柔らかめの弾力を伴う質感が特徴的。
程よくボーカルにも厚みを乗せるような要素があり、重みは明確に加わるものの重すぎることはありません。言い方を変えると、少しねっとりと濃厚さのある低域へ変化する印象でしょうか…?

キレキレな低域とは正反対ではあるものの、ボヤけはなく心地よさに寄与している柔らかさがあります。

アタックも強くメリハリたっぷりなのですが、先ほど説明した柔軟な質感のおかげで耳に優しいのも面白いポイントだと思います。

中音域

明瞭感高めの中音域という印象です。全体的に癖はないものの、明瞭感が高く少しエッジや艶感が出るのが特徴で、ギターやバイオリンなどがシャープでキレのあるサウンドに仕上がっています。

低域のアタック感に負けない明瞭感があり、引っ込まないのが良いと思いました。

ボーカル

ボーカルは少し重心が低めになりつつも、艶っぽいエッジ感やブレスの強調が出て、ちょっとエモさや旨味の出るボーカル感に仕上がっています。感情や表情、抑揚といった表現に長けるような感覚がありますね。

厚みが増したことで吐息や温度感が分かりやすくなっているのも魅力的なポイントです。

高音域

高域は量感を減らさずに明瞭度も高いのに、ほんの少しだけ一歩下がった位置から丁寧に鳴らしてくれる印象です。透明度は高く丁寧で、どこか優しさのある綺麗な鳴り方をしていますね。

金属音の表現もさり気なく余韻や奥行きを感じさせるような消え際の鳴り方もしてくれます。
金属音の抑揚の付け方が丁寧な印象もあり、ドラマーの絶妙なタッチが丁寧に再現されているように思います。

空間表現

銅線のみで構成されたケーブル等の傾向と比べると、全体的にやや横方向に広がりがある聞こえ方に変化します。

低域の響きや余韻、エッジや艶感が出るサウンド傾向も相まって、ややスケール感のある豊かな空間表現に感じます。

ダイナミクス

アタック感や抑揚などの付け方がダイナミックで大きめのスケール感があります。

不思議と有機的で滑らかな、生寄りの抑揚の付け方やメリハリを感じます。 薄っぺらくデジタル臭く成らないのが高ポイントですね。

総評

ivipQ-A19 The Star Fallerは、原音忠実で癖のないタイプではありませんが、心地よい変化要素がたくさんある楽しい個性派ケーブルだと感じました。

重心低めで豊かな低域、艶っぽく明瞭な中音域、透明度が高く優しさのある高域という、個性派を上手に集めた音作りが特徴です。低域は柔軟で濃厚な質感を持ちながらもボヤけず、中高域は明瞭感と艶感があり、ボーカルの表情や抑揚を豊かに表現してくれます。

全体的には落ち着いたサウンドでありながら、アタック感やメリハリ、ダイナミクスもしっかりあるので、聴き応えと聴き心地が両立したユニークな仕上がりになっていると思います。

やや横方向に広がりのある空間表現や、有機的で滑らかな抑揚の付け方も魅力的で、薄っぺらくデジタル臭くならないのも高ポイントですね。ケーブル自体も柔らかめで取り回しが良好なのも嬉しいところです。

低域の厚みや艶感、ボーカルのエモさを求める方、個性的でありながら聴き心地の良いサウンドを楽しみたい方におすすめのケーブルだと思います。

こんな人にオススメ!

  • リケーブルで音の変化を感じにくいと思っている方
  • 個性派なケーブルが欲しい方
  • 取り回しの良いケーブルを求める方
  • エモさ、感情豊かなボーカルを求める方
  • 余韻や広がりのある音を求める方

購入先

筆者に質問してみようコーナー

mondにて匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非質問してみてください!

本記事はivipQ様よりPRの機会をいただき執筆しました。このような機会を頂き心より感謝申し上げます。
執筆にあたり、金銭等の対価は一切発生しておらず、内容は当サイトのレビューポリシーに基づく筆者自身の体験と個人的な見解のみで構成しています。

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この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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