GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rod レビュー|低価格でも侮れない。そっと寄り添う、やさしい味変ケーブル

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今回レビューするのはGYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rodです。

製品コンセプトがハッキリしていて外観も含め完成度の高い製品を送り出しているGYVIISIブランドですが、今回もMagic Rodという製品を試していきます。

GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rod 金具パーツ類
金具パーツ類
目次

製品について

導体

GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rodは、“銀箔入りワイヤー”を採用したケーブルです。(銅線に銀箔巻き?)
導体構成については商品ページの記載をそのままご紹介しているため、具体的な構造や訳出の正確さまでは十分に行き届いていない可能性がある点、あらかじめご了承ください。

使用感

非常に軽量かつしなやかで取り回しはかなり優秀なケーブルです。

外観など

全体像

Magic Rod(魔法の杖)というコンセプトなだけあって、妖艶な紫の外観をしたケーブルで、表面はマットな手触りと外観をしています。

GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rod 全体像
全体像

金具パーツ外観

GYVIISIブランドでは頻繁に使われている紫色の金具パーツに統一して、ケーブルの外観に合わせた製品設計になっているようです。

GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rod 金具パーツ類
金具パーツ類

線材

拡大して見てみると紫色のマットな質感の被覆に、金のラメもたくさん含んでいるようですね…!?よく見ると銀箔が巻かれている様子が見えなくもない気がします。

GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rod 線材クローズアップ
クローズアップ

音質について

箇条書きで、本製品から得られた印象を書き上げると以下のような印象です。

  • 極めてナチュラル
  • 暖かみと弾力の低音
  • 優しいボーカル
  • 味付けの少ないケーブル

全体的には癖の少ないケーブルで、僅かな暖かみや余裕感のある音にしてくれる印象。

変化する音域
減少
-2
-1
高音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
中音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
低音域
+1
+2
増加
音の傾向
暖色
寒色
しっとり感
減少
増加
キレ
ゆったり
早い

試聴環境

※多ドライバー、1DD構成、フルBA等のイヤホンでケーブルを聴き比べ、感じられたことや変化を書き出します。

  • Lotoo PAW 6000
  • THIEAUDIO Monarch MKIII 
  • MoonDrop 竹 CHU2
  • Softears Studio 4
  • その他

ショートインプレッション

GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rodをざっくり言ってしまうと、「ナチュラルなそっと手を差し伸べる程度の味変」が特徴のケーブルだと思います。

低域にはほんの少しの暖かみと柔らかさと弾力が加わり、中音域は滑らかでニュートラル、高域は優しく伸びやかになる方向で、全体を包み込むような鳴り方です。
低域から高域まで地続きのような滑らかさがあって、変化量も鳴り方も終始穏やかで、安定志向な性格だと思います。導体は銀箔入りワイヤーとのことでしたが、銀っぽい要素は特に感じず、出音は銅線のような自然な厚みとほんの少しの伸びを感じるナチュラルな音だと思いました。

低音域

低域は変化量自体がナチュラルで、量感がなんとなく増えたかな、くらいの穏やかさ。
どちらかといえば量よりも厚みや弾力感を増やしてくれている印象で、質感そのものに変化を与えるタイプだと思います。
パンチやアタックの強さ自体は標準的なところですが、アタックがキツくならず、穏やかで聴きやすい鳴り方に感じました。低音がガツンと前に出てくるケーブルではないので、ドンシャリ的なアグレッシブな方向性を求める方には向かない可能性があります。

中音域

中音域は明瞭度としては標準的なレベルですが、ややメリハリの効いた、ちょっとしたパンチのある表現に感じます。でも激しさや誇張はなく、繊細なディテールの伸びはやや控えめ。そして全体的に収束も早い印象です。
ピアノや弦楽器、リード楽器あたりの音は全体的に少し厚みが乗る自然なサウンドで、余計な厚みも無ければ細く弱々しくもない、ちょうど良い塩梅だと思います。

ちょっと余韻らしい余韻が物足りない感覚はありますね。

ボーカル

ボーカルは厚みはあるのに、どこかサッパリとした、あっさりめの表現に感じました。
ディテールの伸びが控えめな分、こってりとした濃さよりはちょっとサッパリしたボーカルの聴き心地といえばよいでしょうか…?
ただ、エッジ周りのザラッとした艶っぽい質感は少し乗ってくるので、聴き応えそのものは損なわれていません。この辺りはちょっと曲によっても少し印象が変わったりもする評価の難しい所ではあります。

高音域

高域はこのケーブルの中でも最もディテールが詳細で、余韻や表現力の面でもアップグレード感を一番感じやすい帯域でしたね!ちょっと意識を高音域に向けると目がカッと開く良さがあると言いますか(笑)

銀箔ワイヤーという表記からはもう少しシャリつきや線の細さを想像していたのですが、実際は良質な銅線ケーブルのような滑らかな音色で、キツさを感じることはありませんでした。高音域は自然な伸びや余韻にしっかり浸れる質感がとてもGoodでした。

空間表現

空間の広さは標準的なサイズ感でまとまっている印象で、定位も違和感無いですね。広がって聞こえる印象もなく安定志向な感じでしょう。

ダイナミクスも同様に、極端な緩急よりは終始落ち着いた鳴り方で、これはこのケーブル全体のやや穏やかな性格とも一致しているところだと思います。

総評

GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rodは、全体を通して「そっと手を差し伸べる」くらいの、ナチュラルな味変ケーブルだと思います。低域から高域まで地続きのような滑らかさがあって、変化量も鳴り方も終始穏やかなので、元の音のキャラクターを大きく壊さずに、ほんの少しだけ底上げしてくれるようなケーブルだと思いました。

銀箔入りワイヤーという表記から受ける印象よりも、実際の出音は銅線に近いナチュラルな厚みがあって、これは個人的にかなり好みの方向でしたね~。というか私が銅線ラブなだけかもしれませんが。

AliExpressのセール価格で3,000円前後で購入出来る製品でしたが、この価格帯では味わえないくらいの実体感や厚みのある音が出てくるので、5,000〜6,000円クラスのケーブルとも十分渡り合えるんじゃないかと思います。もちろん音の好みは値段や性能だけで決まるものではないので、この系統の鳴り方が合うかどうかは実際に聴いてみないと分からない部分もありますが、少なくとも私はこの出音は普通に好きでした。ボーカルの余韻を除けば(汗)
見た目のパープルの編み込みも高級感があって、価格以上の満足感を得られる製品だと思います、取り回しも凄く良かったです。

こんな人にオススメ!

  • ケーブル交換でイヤホンの個性を壊さずに、ほんの少しだけ厚みや実体感を足したい方
  • 銅線寄りのナチュラルな質感が好きな方
  • 高域の伸びや余韻を少しだけ底上げしたい方
  • 見た目のパープルカラーが好みの方

購入先

筆者に質問してみようコーナー

mondにて匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非質問してみてください!

本記事はGYVIISI HIFIよりPRの機会をいただき執筆しました。このような機会を頂き心より感謝申し上げます。
執筆にあたり、金銭等の対価は一切発生しておらず、内容は当サイトのレビューポリシーに基づく筆者自身の体験と個人的な見解のみで構成しています。

GYVIISI HiFi GVS-38 Magic Rod

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この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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