CVJ LILA & HIBIKI レビュー|可愛い見た目に隠された超実力派ドングルDAC

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CVJから2026年4月に登場した新型ポータブルドングルDACCVJ LILA & HIBIKI
海藍星の夢GothamProAudioのコラボレーションによる2色展開で、パステルカラーの華やかなビジュアルが目を引く製品です。

可愛らしい見た目とは裏腹に、中身はESS製フラッグシップDACチップ「ES9039Q2M」を搭載、そんな超本格派なドングルDACをレビューしていきます。

目次

製品概要

CVJ LILA & HIBIKIは、海藍星の夢とGothamProAudioのコラボレーションによる2色のカラーバリエーションで展開されるポータブルドングルDAC/ヘッドホンアンプです。

本機の最大の特徴は、解像度の高さに定評がある、ESS製フラッグシップDACチップ「ES9039Q2M」を採用、基礎性能の高さが伺えます。

3.5mmシングルエンド出力と4.4mmバランス出力のデュアル出力に対応し、70段階のデジタルボリュームコントロールを搭載。PCM 384kHz/32bit、DSD256までの高解像度フォーマットに対応します。

項目仕様
DACチップESS ES9039Q2M
対応フォーマットPCM 384kHz / 32bit
出力端子3.5mm シングルエンド / 4.4mm バランス
最大出力300mW@32Ω

パッケージ内容について

CVJのキャラもの製品で見られるイラストを前面に押し出したパッケージ。
可愛らしいデザインが目を惹きます。

CVJ LILA&HIBIKI パッケージ外観
パッケージ外観


開封すると、イラストが描かれた分厚い液体が封入されたアクリルプレートがお出迎えしてくれます。

CVJ LILA&HIBIKI 開封後
開封後


付属品

付属品は以下の画像の通りです。メインが画像中央のDAC本体とケーブルですが、缶バッチとアクリルプレートがついてくるイメージですね。

CVJ LILA&HIBIKI 付属品
付属品
  • CVJ LILA本体
  • USB Type-C to Type-Cケーブル(青とピンクのパステルカラー編み込み)
  • キャラクター缶バッジ
  • 取扱説明書

以下は、先行購入者に限定で同封されたDACポケット(ケース)です。
スマホの裏にMagSafeでDAC本体を挟んで固定することが出来ます、単体でも販売されており、揃えたい方は購入することも可能です。

CVJ LILA&HIBIKI
先着で手に入るDACポケット

本体外観

本体外観は小さめで、独立ボリュームが備わっています。

本体の質感は良く航空機グレードアルミニウム合金とのことで、しっかりとした剛性感があります。パステルパープルのマットな塗装に、”海藍星の夢”の登場キャラクターが表面に施されており、イラスト部分は凹凸になっているため触ると質感の違いが分かります。右側面には「Lila」のロゴが箔押しされています。

サイズは手のひらに余裕で収まるコンパクト設計で、ポケットに入れて持ち運んでも全く邪魔になりません。重量も約25gと軽量。スマートフォンと一緒に持ち歩いても負担になりません。

側面には「−」「+」の独立ボリュームボタンが配置されており、クリック感のある押し心地。
反対側にはUSB Type-C入力端子、底面には3.5mmと4.4mmの2つの出力端子が配置されています。

CVJ LILA&HIBIKI
CVJ LILA&HIBIKI
CVJ LILA&HIBIKI
CVJ LILA&HIBIKI パッケージ内容
CVJ LILA&HIBIKI 接続イメージ
接続イメージ

ちなみに、同社のCVJ NOZOMIと組み合わせると、カラーリングが完璧にマッチして見た目の統一感が最高です。CVJファンなら揃えたくなる組み合わせですね。

CVJ NOZOMIと組み合わせる

音質について

CVJ LILA & HIBIKIは、

「可愛い見た目に超堅実な実力派」という独特のキャラクターを持ったドングルDACです。

パステルカラーの華美なデザインからは想像できないほど、音質面では極めてニュートラルで高解像度、そして原音忠実な設計となっています。特定の帯域を強調せず、低域から高域まで余すことなくバランスよく鳴らし、背景の暗さを強く感じる機種です。

音の傾向
暖色
寒色
しっとり感
ドライ
しっとり
キレ
ゆったり
早い

特に個性が振られている印象はありませんでした。

音質についての感想

CVJ LILA & HIBIKIの音質は、一言で言えば「かなりの実力派」です。非常にバランスの取れた基礎性能の高いニュートラルなサウンドで、味付けは特に感じませんが、低域から高域まで解像度が高く、ほんの少しスッキリとした音色に感じます。全体的に透明度が高く、情報量も満足度の高いものです。
特に印象的なのは、背景の暗さを強く感じること。音の量感だけでは語れない空気感や余韻、そういった繊細な表現がしっかり出来ている優秀なDACだと思いました。

低域はクッキリとレスポンスの早い、膨らみの少ない引き締まった表現です。リズムを正確に刻むような感覚があり、軽やかに芯が通っているような印象を受けます。ベースラインの輪郭がしっかりしており、キックドラムとベースギターの分離も良好です。量感よりも質感とレスポンスの良さを感じるチューニングで、タイトでソリッドな低音が好みの方にはピッタリだと思います。深く沈み込むような重低音というよりは、アタック感のあるメリハリの効いた低音という印象。

楽器の質感が分かりやすく、アコースティックギターの弦の響きやピアノの打鍵のニュアンスなど、細かい部分までしっかり描写されます。オーケストラのような多数の楽器が同時に鳴る楽曲でも、それぞれの楽器が埋もれることなく聴こえてきます。

ボーカルはほんの少しだけ前傾感のある配置で、量感が少しだけ多く、聴き取りやすい印象です。男性ボーカルと女性ボーカルで印象が大きく変わることはなく、どちらも自然な距離感で聴こえます。声の質感やブレス音、微細なニュアンスまでしっかり拾える印象。

高域は誇張なく自然に伸びます。精度が高い感覚があり、金属音もサラサラ、キラキラと綺麗に鳴らします。シンバルやハイハットも丁寧で、減衰の様子まで細かく描写されます。

音場は自然に広く自然で、音数が増えても、くどさが出ない丁寧さとスッキリさがあります。複数の楽器が同時に鳴っても、それぞれの音が団子にならず、レイヤー感をしっかり保ってくれます。

解像度は非常に高く、背景に埋もれがちな弱音や微細な音まで、しっかり拾い上げてくれます。音の分離感も良好で、複雑な楽曲でも各パートがクリアに聴き分けられます。

基礎性能が…高いッ!!

長所と短所

長所

  • 高解像度でニュートラルなサウンド
  • 非常に高い基礎性能と透明度
  • 70段階の細かいボリューム調整が可能
  • 3.5mm / 4.4mmのデュアル出力対応
  • 華やかで個性的なデザイン

短所

  • 70段階ボリュームは1押し1ステップ
  • 華美なデザインは好みが分かれる

音質面で大きな不満はほとんどありません。

総評

CVJ LILA & HIBIKIは、「可愛い見た目に超堅実な実力派」という、非常にユニークなキャラクターを持ったドングルDACでしたね。

パステルカラーの華やかなビジュアルからは想像できないほど、音質面では極めてニュートラルで高解像度、そして原音忠実な設計となっています。私はチップで選んだり、イメージから印象が先行してしまうのを好まないのですが、出音からも巷で言われているESSっぽさを感じられる製品でした。

やはり、基礎性能の高さにはかなり驚いていて余韻も…しっかりある。透明度、解像度、レスポンスの速さ、ダイナミックレンジの広さ、どれを取っても1万円台前半のドングルDACとは思えないクオリティで、著名メーカーの同価格帯製品と比較しても全く引けを取りません。 もしかして今の時代これが当たり前になってるのか!?凄いな2026年。

使用面では、70段階のデジタルボリュームコントロールや3.5mm / 4.4mmのデュアル出力、軽量コンパクトな筐体など、使い勝手の面でも優れています。(とはいえ1クリック1ステップは長押し対応に改善してほしい所ではありますが。)

「見た目は可愛く、中身は超堅実な実力派」という独特の個性が好きな方や、他人と被りたくない方、ニュートラルで高解像度なサウンドを求める方、そしてコレクターズアイテムとしても楽しみたい方には、強くおすすめできるドングルDACです。

価格に対する満足度は非常に高く、CVJの新たな名作と言えるかも…w

こんな人にオススメ!

  • 見た目の可愛さと音質の両方を求める方
  • ニュートラルで高解像度なサウンドが好きな方
  • 1万円台前半で本格的なドングルDACを探している方
  • CVJ NOZOMIなど、同社製品を既に所有している方 (統一感最高!)

購入先


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本記事はCVJよりPRの機会をいただき執筆しました。このような機会を頂き心より感謝申し上げます。
執筆にあたり、金銭等の対価は一切発生しておらず、内容は当サイトのレビューポリシーに基づく筆者自身の体験と個人的な見解のみで構成しています。

CVJ LILA&HIBIKI

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この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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