Lucent Ear Fit Ti-Core レビュー|遮音性と低域の深さはフォーム譲り、抜けはチタンで補うイヤーピース

本ページには広告が含まれます。

SOSO.LABOの「Lucent Ear Fit Ti-Core」が登場しました~!

名前は以前レビューした液体シリコンの「Lucent Ear Fit」と同じシリーズですが、中身はまったくの別物。耳に触れる外側はウレタンフォームで、音の通り道にはチタン合金のリンが仕込まれています。フォーム、シリコン、金属の三つを一粒に詰め込んだ、なかなか欲張りなイヤーピースですね。

狙いは、フォームの遮音性と低域の厚みを残したまま、泣きどころだった高域のこもりをチタンコアで抑えること。それでいて1サイズ1ペア1,680円からと、金属コア入りとしてはかなり手に取りやすい値段に収まっています。

ということで、「SOSO.LABO Lucent Ear Fit Ti-Core」をレビューしていきます!

SOSO.LABO Lucent Ear Fit Ti-Coreパッケージ外観
パッケージ外観

01Diverse様より、ご紹介のために製品をご提供頂きましたが、内容は当サイトの下記のレビューポリシーに基づく筆者自身の体験と個人的な見解のみで構成しています。

目次

サイズ展開

サイズはS・M・Lの3種類。販売形態は、同じサイズの1ペア入りと2ペア入り、それに3サイズを1ペアずつ詰めたセットの3パターンです。セットの中身はコアの色が3色に分かれているので、並べればどれがどのサイズかすぐ分かりますね。

気をつけたいのはサイズ感。ちょっと大きめです。いちばん小さいSでも外径11.5mmあり、先端に向かって長めの形をしているので、普段と同じサイズだとイヤホンが浅い位置で止まりやすいかも。

SOSO.LABO Lucent Ear Fit Ti-Core 全サイズ
全サイズ
サイズ外径1ペア2ペアコアの色
S11.50mm1,680円2,980円オレンジ
M13.00mm1,680円2,980円ブルー
L13.80mm1,680円2,980円透明

チタンコア搭載

先端から覗いてみると銀色のチタン合金リングが見えます。その後ろにはシリコン素材が見えますね。音の通り道はこの二つで組まれていて、外側をウレタンフォームが包む形です。

SOSO.LABO Lucent Ear Fit Ti-Core 拡大写真2
拡大写真2

次は底面側から見てみましょう。フォームの内側にオレンジのシリコン、さらに奥に銀色のチタンリングが見えます。

SOSO.LABO Lucent Ear Fit Ti-Core 拡大写真1
拡大写真1

シリコンには、チタンとイヤホンのノズルが直接当たって傷が付くのを防ぐ役割もあるとのこと。金属コアのイヤーピースでノズルの擦れが気になっていた人には、地味にうれしい配慮なのかなと。

もう一つのポイントは、チタンのリングが芯になって、耳の中で押されても音道が潰れにくいこと。フォームイヤーピースは装着すると軸ごと圧縮されがちなので、そこを金属で支える発想は理にかなっているかなと思います。

使い心地

SOSO.LABO Lucent Ear Fit Ti-Core 装着時
装着時

フォームの表面は薄い皮膜で覆われたツルッとタイプで、スポンジが完全むき出しになっているのは底面だけ。つやのある見た目どおり、ツルッとしていて、耳垢や皮脂が染み込みにくそうな仕上げです。

耳に入れると、潰したフォームがじわっと戻って耳道に沿って密着するタイプ。装着は安定していて、遮音性もしっかりフォームらしい水準です。導管が長めでイヤホンをあまり押し込まなくてもいいかもしれません。

音の変化について

いちばん変化が分かりやすかったのは低域。ベースやキックの芯が太くなり、輪郭はそのままそれほど変えず僅かに弾力系やソフトな質感に。超低域の沈み込みも一段深くなるような感覚があります。
ほんのり柔らかさのある低音の質感になるあたりは、どこかフォーム由来っぽいニュアンスを感じます。普通のシリコンタイプのイヤーピースとは質感が違いますね。

中域はそれほど変化らしい変化は私は感じられませんでしたが、中域が突出して来る印象はなく、ニュートラルな立ち位置なのかなと思います。

高域は、フォームタイプのイヤーピースでありがちな高域の抑制感がありませんでした。ちゃんと金属コアらしいストレートな鋭さが残りつつもキンキンするほどでもなく、微細なディテールを丁寧に表現するようなイメージ。これがチタンの特徴なのかもしれませんが他の素材と比較出来ませんので参考程度に頂ければと。

空間表現ですが、距離感が少し整頓され、前方定位な自然な空間表現に寄る印象で、左右に広くセンターが不安定なイヤホンでも音の像をしっかり中心に定位させられるような変化がありました。広さの拡張という性質はありませんが、必要以上に広がっていた響きや音像の結び方を自然な位置に戻すような変化だと思います。言い方を変えると、音の響きを丁寧に整える・整理するような変化だと思います。

全体としては、低域はフォームらしい太さとほんのりとした柔らかさ。そして高域にストレートな金属音の表現があり、メリハリが少し強まる方向の変化。付け替えればすぐ分かるくらいには音が変わりますし、割と想像通りな音です。

変わり方はイヤホンとの組み合わせで差が出やすいので、手持ちのイヤホンでいろいろと付け替えて好みの相性を探してみたいですね。

まとめ

「Lucent Ear Fit Ti-Core」は、フォームの中にシリコンとチタンを重ねるという組み方自体が、まず面白いイヤーピースです。たぶん世界初ですよね?(笑)

遮音性と低域の厚みはフォームのまま、フォームの弱点を金属コアで埋めにいったおかげで籠もった音にならない。そんなイヤーピースだと思いました!

向いているのは、フォームの密閉感は好きだけど、こもる感じが苦手でシリコンに戻っていた人。電車や外出先で遮音性を確保しつつ、高域を曇らせない良い所取り。音の変わり方は組み合わせで振れやすいので、そこを含めて楽しめる人向けかもしれません(笑)

注意したいのはサイズ感で、全体的に大きめ、しかも長め。普段のサイズから一つ下げて試すと失敗しにくいかなと思います。

購入先

筆者に質問コーナー

mondにて匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非質問してみてください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

目次