XINHS AK14 Aks レビュー|癖のないバランスで全体を底上げする美味しい所取りな8芯ケーブル

本ページには広告が含まれます。

今回レビューするのはXINHS AK14 Aksです。

赤とシルバーの紅白コントラストが目を引く一本ですが、このケーブルは筆者の好みのナチュラルかつ豊かな表現力のケーブルでした。

XINHS Aks
XINHS Aks

実売では1万円を切る価格帯ながら、聴いてみると「この値段でいいんですか?」と言いたくなるだけの実力を備えているように思います。では早速レビューを…

目次

製品について

導体

XINHS AK14 Aksは、OCC銀メッキ+グラフェン+OCCを採用したケーブルで8芯構造です。
リッツ構造のケーブルとのことで表皮効果を抑え、高周波信号のロスを減少し、音に透明感の向上や高域の伸びをもたらすとのこと。

外観など

全体像

まず目を引くのが、赤とシルバーが交互に織り込まれた紅白の編み込み。

一歩引いた位置から引くと、薄い紅白のような…見方によっては薄ピンクに見えなくもない、言葉ではなんとも形容し難い色合いですが、派手ではないので、イヤホンは比較的組み合わせやすいかなと思います。

XINHS Aks 外観
外観

芯数の割に太すぎず、適度なしなやかさと程よい重量感を両立していて、取り回しが良好。変な癖がつきやすい印象もなく、日常的にストレスなく使えるレベルにまとまっているのは嬉しいポイント。

金具パーツ外観

ガンメタグレーで統一された外観のパーツ。
さりげない窪みのおかげで指掛かりがよく、扱いやすい印象。

XINHS Aks
金具パーツなど

線材

線材のクローズアップです。赤みの強い導体と、シルバーの銀メッキ導体が撚り合わされ、8芯で編まれ絡み合ってる様子ですね。

XINHS Aks 線材クローズアップ
クローズアップ

拡大してみると見事に紅白で分かれています。

プラグ

プラグ先端の4極(4.4mm)端子は金メッキ仕上げ。

XINHS Aks
プラグ

音質について

箇条書きで、本製品から得られた印象を書き上げると以下のような印象です。

  • ミッドに少し厚みが乗り、程よい温かみが加わる
  • サブベースに静かな重みが加わり、上品で質の良い低音に
  • ブレスのニュアンスが丁寧で、ボーカルにリアリティが宿る
  • 奥行き方向の分離がナチュラルで、音場の見通しが良い
  • 8芯ながら取り回し良好で、扱いやすい
変化する音域
減少
-2
-1
高音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
中音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
低音域
+1
+2
増加
音の傾向
暖色
寒色
しっとり感
減少
増加
キレ
ゆったり
早い

試聴環境

※多ドライバー、1DD構成、フルBA等のイヤホンでケーブルを聴き比べ、感じられたことや変化を書き出します。

  • Lotoo PAW 6000
  • THIEAUDIO Monarch MKIII 
  • MoonDrop 竹 CHU2
  • Softears Studio 4
  • その他

ショートインプレッション

XINHS AK14 Aksは、一言でまとめるなら「美味しいとこ取りの上品なアップグレードケーブル」でしょうか。

ミッドに少しの厚み、低音に少しの重み、そしてボーカルにリアリティを加える…そんな特徴があり、それぞれの効き方が絶妙で、どこか一箇所を尖らせるのではなく、全体を底上げしながらまとめ上げる方向にチューニングされています。

特筆すべきは、その万能性とナチュラルさの両立ですね。音質面で短所らしい短所はほとんど見当たらず、苦手とするジャンルも思い当たりません。定位や奥行きの分離にシビアなオーケストラやジャズも違和感なく聴かせ、ボーカルものは温かみとリアリティで気持ちよく鳴らしてくれる。出音そのものがナチュラルで表現力が豊かなので、幅広い音源・ジャンルに寄り添える基礎性能があります。

そして忘れてはならないのが、実売1万円を切るという価格。この価格でこの解像度・空間表現・取り回しの良さが手に入るなら、コストパフォーマンスは相当に高いタイプじゃないかなと。
総合性能のバランスに優れた、癖のない一本を探している方にとって、有力な選択肢になってくれるはずです。

筆者はかなり好きな出音ですw

低音域

低音域は、膨らみを増やさずに、あくまで量感は節度を保ちつつ、サブベースにちょっとした重みが加わることで、静かなる圧のようなものを感じます。

下からじわりと支える感覚ですね。上品で重みのある低音という印象で、低音の質感そのものが良く、質を高める方向のチューニングだと感じました。

中音域

中域の音は、センターに定位すべき音はセンターに、広げるべき音は広げる。そういった当たり前のことを当たり前にこなしてくれるケーブルです。まさに純粋なアップグレード感。

そして混濁や飽和して濁ることもなく、適度に分離と溶け合いを許した絶妙なナチュラル感。リスニング体験を良いものにしてくれる感が強いですね

ボーカル

ボーカルは、ミッドの厚みに支えられた程よい温かみが乗ります。ブレスのニュアンスが丁寧で、リアリティが高いのがこのケーブルの魅力かなと。ブレスのエッジがわずかに立つため、サ行がナチュラルにシャープに描かれ、その分ボーカルが見通しの良い表現になっています。
存在感は少し増しますが、前傾するほどではなく、あくまで自然な立ち位置。ボーカルものもナチュラルに気持ちよく聴かせてくれるバランスだと思います。

高音域

高音域は自然な響きを持ち、上方向にも少し抜けの良さを感じられます。過度に主張したり刺さったりすることはなく、すう〜と伸びていく感覚。金属音の表現も違和感がなくナチュラル。
シンバルやハイハットの余韻も無理なく描かれ、全体のクリア感や空気感の演出に寄与している帯域だと思います。

空間表現とダイナミクス

左右の広がりは適度に広く、奥行方向の分離感も感じられとにかくナチュラル。
後ろ方向への抜け感や余韻もしっかり感じ取れて、音場をちゃんと使って聞かせてくれるようなケーブルだと思いました。
オーケストラやジャズのように、方向や奥行きの分離にシビアなジャンルでも破綻せず聴けるのは大きな強みだと思います。(解像感ばかり強くて表現力に乏しいケーブルもありますので)

ダイナミクスはメリハリがしっかり感じられますが、それを誇張する方向ではなく、あくまでナチュラル。強弱の描き分けも出来ていますし暗闇から音が立ち上がる瞬間も丁寧です。不自然な演出感がないのが好ましいところでもあります。

解像度の基礎性能が高いゆえの豊かな表現力。
弱音や余韻の描写も丁寧で、実売1万円切りという価格を考えると、正直「安い」と思います。それくらい表現力の豊かさがあります。…本当に細部まで気持ちよく描いてくれるケーブルでした。

総評

XINHS Aksは、「美味しいとこ取りの上品なアップグレードケーブル」と表現したくなるケーブルでした。

ミッドに少しの厚み、低音に少しの重み、そしてボーカルにリアリティを加える、という各々の効き方が絶妙で、どこか一箇所を尖らせるのではなく、全体を底上げしながらまとめ上げる方向にチューニングされているかのようです。

万能性とナチュラルさが共存していて、音質面で短所らしい短所はほとんど見当たらず、苦手とするジャンルも思い当たりません。定位や奥行きの分離にシビアなオーケストラやジャズも違和感なく聴かせ、ボーカルものは温かみとリアリティで気持ちよく鳴らしてくれます。
出音そのものがナチュラルで表現力が豊かなので、幅広い音源・ジャンルに寄り添ってくれるケーブルだと思いましたね。

先ほども言いましたが、忘れてはならないのが、セール期間では実売1万円を切るという価格。この価格でこの解像度・空間表現・取り回しの良さが手に入るなら、コストパフォーマンスは相当に高いと思います。

総合性能のバランスに優れた、癖のない一本を探している方にとって、有力な選択肢になってくれるはずです。

こんな人にオススメ!

  • 癖のない、ナチュラルで万能なアップグレードケーブルを求めている方
  • ボーカルの温かみ・リアリティを重視する方
  • コストパフォーマンスを重視する方

購入先

筆者に質問してみようコーナー

mondにて匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非質問してみてください!

本記事はTRKAPLSTよりPRの機会をいただき執筆しました。このような機会を頂き心より感謝申し上げます。
執筆にあたり、金銭等の対価は一切発生しておらず、内容は当サイトのレビューポリシーに基づく筆者自身の体験と個人的な見解のみで構成しています。

XINHS Aks

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

目次