Culemi-13 Blaze レビュー|ボーカルのエッジが際立つ、重心高めの個性派サウンド

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今回レビューするのはCulemi-13 Blazeです。

シルバー、ゴールド、ブラックの3つのカラーが緻密に編み込まれている、ちょっと変わったデザインのケーブルです。

Culemi-11 Blaze 金具パーツなど
金具パーツなど

AliExpressの大型セールでは4000円以下、通常のセールでも6000円台の、見た目の作りにしてはかなり安価なケーブルです。

目次

製品について

導体

Culemi-13 Blazeは、グラフェンコーティングパラジウム + OCC銀メッキ + 金メッキパラジウム合金を採用したケーブルで8芯構造です。
導体の構成は商品ページに記載されているものをそのまま紹介しているので具体的な構造や中身についてはこれ以上はわかりません。

外観など

全体像

全体としては8芯構造でシルバー、ゴールド、ブラックの3つのカラーが編み込まれたケーブル。

ちょっと離れるとシルバーやグレー系に見えてくるような不思議なデザインをしています。

Culemi-11 Blaze
Culemi-11 Blaze

8芯で編まれていますが線材そのものが柔軟性が高いのか、癖が付きづらく柔らかいので、取り回しが良好です。

金具パーツ外観

サラサラ加工、梨地のような質感の黒いパーツが共通して採用されています。

Culemi-11 Blaze 金具パーツなど
金具パーツなど

線材

線材のクローズアップを見てみると、線材の編み込みや構成をある程度理解出来ますね!

Culemi-11 Blaze 線材クローズアップ
クローズアップ

プラグ

プラグ先端の4極(4.4mm)端子は金メッキ仕上げ。 黒いこのプラグは後部が指に引っかかるように吸い付くので、かなり実用性が高いと思います。

Culemi-11 Blaze プラグ
プラグ

音質について

箇条書きで、本製品から得られた印象を書き上げると以下のような印象です。

  • タイトで控えめな低音域
  • エッジの立つボーカル
  • 声の掠れる音をしっかり聞かせるタイプ
  • やや全体に押し出しを感じる元気なサウンド
  • 前方斜め上を向いた空間表現
変化する音域
減少
-2
-1
高音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
中音域
+1
+2
増加
減少
-2
-1
低音域
+1
+2
増加
音の傾向
暖色
寒色
しっとり感
減少
増加
キレ
ゆったり
早い

わずかにしっとり感が減るけど、明るく爽快で上を向いたサウンド。

試聴環境

※多ドライバー、1DD構成、フルBA等のイヤホンでケーブルを聴き比べ、感じられたことや変化を書き出します。

  • Lotoo PAW 6000
  • THIEAUDIO Monarch MKIII 
  • MoonDrop 竹 CHU2
  • Softears Studio 4
  • その他

ショートインプレッション

Culemi-13 Blazeは、一言でまとめるなら「上方向に重心がある明るく元気なサウンド」でしょうか。

中高域付近から高域にかけてアクセント…というか元気さを持った明るく元気でちょっと押し出しがあるようなサウンドで、低音はタイトで癖がなく量感がやや控えめでクリーン、中音域はややおとなしいものの、中高音付近になると突然輝くように明るく元気で、重心が上にある少し珍しさも感じるタイプです。

ボーカルのエッジや掠れるような声のニュアンスがとてもディテール豊かに聞こえるのが特徴で、ハスキーボイスの女性ボーカルは至近距離でボーカルを聞いているかのよう。高音域の表現は細く、比較的伸びやかさもあってリアリティがあり、金属系楽器は金属らしい響きをちゃんと乗せてきますね~。

値段がなんと過去最安でAliExpressで3000円後半の実売価格になったことがあるハイコストパフォーマンスケーブルで、通常のセール中でも6000円くらいで比較的買いやすいのは良いことだと思います。

低音域

タイトで引き締まった脚色の無いクリア&クリーン低域という感じ。量感はやや抑えめで、アタックの重みが少し軽めな印象も。おそらくサブベースがちょっと抑えめになるのかなとも思います。
下支えとしての量感は十分確保されていることや、輪郭や追いやすいのは良いなと思いました。

中音域

中低音から中音域にかけての厚みが少し抑えめになるので、ピアノの音や弦楽器の基音前後の音の量感が控えめな傾向になる気がしています。ピアノはやや軽やかに軽快な方向性へ。ボーカルは厚みやしっとりした描写が抑えられて透明度やエッジを立てるタイプの表現の方が得意な印象。

ボーカル

前述した特徴もあってか、ボーカルは厚みが抑えられてしっとり温かい表現よりも上に抜けるような重心が高めのボーカル表現に変化する印象。エッジや掠れるような声のニュアンスがとてもディテール豊かに聞こえるのもこのケーブルの特徴。すぅっと上方向の空間を使って儚く歌い上げるような楽曲との相性は結構良く、艷やかに感じる方もいるはずです。
ハスキーボイスやエッジを聞かせたボイスや、ささやき声のリアリティが良いので、そういったボーカル表現を好む方におすすめです。
バラード等のしっとりした描写をする楽曲との相性はなんとも言えない所。

高音域

ほんの少し押し出しを感じるややシャープな印象があります。明瞭感高く、ちょっと弱い音もやや敏感に拾って再生してくれます。 軽快で小気味よく少し押し出しがある分、伸びを感じる一方で、減衰を伴う儚い高域表現や、そっと音を置くような繊細な表現はちょっと苦手な印象もあるが、気になるほどではないと思います。伸びるけど割とスパッと音が切れる感覚。不思議

金属音が少し硬質ですが、金属音らしい響きとアタックがあり、シンバルなどもくっきり表現してくれるのは高ポイント。

空間表現

空間表現に関しては広さは標準的で特に不満はないですね。やや上方向に扇形に広がる印象があるのですが、その特徴と重心が高めな表現とよく噛み合ってる印象です。

ダイナミクス

ダイナミクスは標準的かやや抑えめな印象。
低音域の重みがやや控えめなのでパンチがやや抑えめになっているのだと思います。ただし、中高音付近はやや鋭めのアタックがありリズミカルでとても軽快な印象があります。

総評

Culemi-13 Blazeは、一言で表すなら「上方向に重心を置いた、明るく元気なキャラクターのケーブル」だと思います。低音は脚色のないタイトでクリーンな描写に徹し、中音域はやや厚みを抑えて透明感を優先、その分、中高域から高域にかけてグッと輝きを増していくという、個性のあるバランス。

特に印象的だったのはボーカル表現ですね。厚みやしっとりとした温かさを前面に出すタイプではなく、エッジや掠れるようなニュアンスをディテール豊かに描き出してくれるのがこのケーブルの持ち味
ハスキーボイスの女性ボーカルなどは、まるで至近距離で歌を聞いているかのような生々しさがあり、すぅっと上に抜けていくような儚い歌い方をする楽曲との相性は特に良いはずです。一方でバラードのようにしっとりと聞かせる楽曲との相性は好みが分かれるところかもしれませんね。

高音域はほんの少し押し出しを感じるシャープな鳴り方で、金属楽器の響きやシンバルのアタック感をしっかり乗せてくれるのは好印象。ただし、減衰を伴う繊細な余韻表現はやや苦手な様子で、伸びはあるものの割とスパッと音が切れる、独特な感覚があります。空間表現はやや上方向に扇形へ広がる印象で、この重心の高さとうまく噛み合っているようにも思います。
ダイナミクスは全体的に標準からやや控えめですが、中高域にはリズミカルで軽快なアタックがあり、楽曲によってはテンポの良さを楽しめるはずです。

このケーブルの強みは前述した通り値段かなと。AliExpressのセール時には過去最安で3000円台後半という実売価格になったこともあり、通常セールでも6000円前後で購入できる、非常にコストパフォーマンスの高いケーブルじゃないかなと思いますね。

こんな人にオススメ!

  • 明るくエッジの立ったボーカル表現や、ハスキーボイス・ささやき声のリアリティを求める方
  • 中高域の軽快さやシャープな金属音の響きを楽しみたい方
  • 価格を抑えつつ個性のあるサウンドキャラクターを試したい方

購入先

筆者に質問してみようコーナー

mondにて匿名の質問を受け付けております、興味があれば是非質問してみてください!

本記事はCulemiよりPRの機会をいただき執筆しました。このような機会を頂き心より感謝申し上げます。
執筆にあたり、金銭等の対価は一切発生しておらず、内容は当サイトのレビューポリシーに基づく筆者自身の体験と個人的な見解のみで構成しています。

Culemi-11 Blaze

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この記事を書いた人

メディアサイト「Trefle Lab」を運営しています。
積極的にオーディオ製品やガジェットなどもレビューしています。

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